ハリポタ、スターウォーズ…有名映画のロケ地・舞台・ゆかりのスポットまとめ
名作の映画を見ていると、映し出される光景に釘付けになることはありませんか?
幻想的な景色、古き良き時代の街並み、魔法の国のような少し変わった場所、惑星のような不思議な地形など。
これは、映画の世界でしか見られないものではありません。
世界には、魅力的な映画のロケ地や舞台がたくさんあります。
今回は、厳選した4つをご紹介します。
名作と言われ、大好きな映画の一つに挙げる人も多い「ニューシネマパラダイス」。
幼いトト少年が、小さな村の映画館で働くアルフレードに、人生の様々なことを教えられながら成長していく物語です。
その映画が作られたのが、イタリアのシチリア島にあるパラッツォ・アドリアーノという村です。
村の中心地の広場に、舞台となる映画館のセットが組まれましたが、映画に出てくる他の建物のほとんどは、元からあったものがそのまま利用されたそうです。
石畳みの狭い路地、古びた民家、ゆったりと流れる時間は、まさに三十年前に作られたあの映画の世界そのものです。
美しい青い海に囲まれたシチリア島では、他にも「ゴッドファーザー」や「グランブルー」が撮影されていて、映画好きにはたまらない場所です。
アフリカ大陸の北にあってヨーロッパにも近く、海も山も砂漠もあるモロッコでは、これまで様々な映画が撮影されてきました。
その中でも良く撮影に使われるのが、砂漠のオアシスにある、旧村アイト・ベン・ハッドゥです。
「モロッコで一番美しい村」とも言われる場所で、これまで「アラビアのロレンス」や「ナイルの宝石」「ハムナプトラ2」など、たくさんの映画が撮影されてきました。
現在は数世帯だけが暮らす小さな集落ですが、小高い丘にへばりつくように存在している集落を歩くと、生き生きとした映画の世界に迷い込んだ気分になりますよ。
見張り用の高い塔や迷路のような路地は、雰囲気バツグンです。
ドキドキ、ワクワクする魔法使いの世界を描き、一大ブームを巻き起こした「ハリーポッター」。
映画の「ハリーポッター」シリーズは、イギリスの様々な場所で撮影されていますが、原作が生まれたのは、スコットランドのエディンバラです。
歴史あるエディンバラの街並みは、重厚で美しく、世界遺産になっています。
密かに観光地となっている「the elephant house」。
作家のJ.K.ローリングはいつもここに通い、シリーズ一作目となった「ハリー・ポッターと賢者の石」を書き上げました。
確かに、エディンバラを歩いていると、上空に魔法使い達が飛び交っているような感じさえします。
切り立った大きな岩の上に建つ「キャッスル・ロック」と言われるエディンバラ城や美術館など、見所が満載の街です。
そんな街を散策しながら、あなたも「ハリー・ポッター」の世界に迷い込みませんか。
チュニジアでは「スターウォーズ」の様々なシーンが撮影されています。
映画には「タトウィン星」が出てきますが、チュニジアには実際に「タタウィン」という町があり、ここで暮らす人達はこんな民族衣装を着ています。
そうです。
「スターウォーズ」に出てくるジュダイの騎士の衣装は、彼らベルベル人の服をモチーフにして作られた物なのです。
チュニジアの砂漠には、タトウィン星の砂漠の街モス・エスパのセットもそのまま残っていて、観光地にもなっています。
また、ルークスカイウォーカーが住んでいたラーズ家の住宅は、ベルベル人の伝統的な穴倉住宅。
撮影が行われたのは「シディ・ドリス」という穴倉住宅を利用したホテルで、もちろん泊まることが出来ます。
その他、映画の中では奴隷居住区となった、ベルベル人の倉庫群なども点在していて「スターウォーズ」ファンならずとも楽しめる国です。
映画の舞台に立てば、何度も観たあのシーンが蘇り、主人公になった気分を味わえるかもしれません。
あなたも、映画の世界を訪ねる旅に出かけてみませんか。
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