海外生活のリアルな現実!留学・移住時にカルチャーショックを受けない心構え3選

執筆者: KIKO 職業:ライター / コピーライター / 通訳 / 翻訳
はじめに

こんにちは、バリ島現地ライターのKIKOです。


海外在住というと、なんだかカッコいいイメージがありますよね。
異国の人たちと談笑していたり、おしゃれなマーケット散策や週末のホームパーティーなど、日本と違った生活に憧れを抱いている人も多いのではないでしょうか。

 

 

しかし何の計画性もなく海外生活を始めれば、華々しい理想とはかけ離れた無残な現実があなたを待っています。
ここではそうした毎日を明るくするための、海外在住時に覚えておくべき事柄まとめをご紹介します。

 

立ちふさがる言葉の壁

海外に住んだからといって、言葉が話せるようになるわけではありません。
海外に住めば誰でも現地の言葉を話せるようになると思っている人もいますが、これは大きな誤解です。


その土地に住めばある程度は話せるようになりますが、これは挨拶や日常的に繰り返し起こるフレーズをそのまま覚えているだけであり、深い友人を作れるほどの語学力ではありません。
こうした「生活にはさほど困らない」レベルに達すると、語学習得へのモチベーションが続かず、何年住んでもカタコトの言葉しか話せない状態になってしまいます。


海外は生きた言語のシャワーを浴びることの出来る最高の環境ですが、それをモノに出来るかどうかは全て自分自身の努力にかかっているのです。

 

 

慣れるには時間がかかることをしっかりと認識しておく

これが、分かっていてもなかなか出来ないものです。

 

日本は世界随一の便利国ですので、海外に行くと必ず不便を感じる瞬間が出てきます。
海外生活が始まった頃は、旅行の延長線上でカルチャーショックさえも楽しめますが、こうした状況が続くのはどんなに長くても半年くらいまで。

 

海外在住3ヶ月~半年になるとあんなに楽しめていた不便さがストレスとなり、文化の違いがこれでもかと襲ってきて文化の違いに苦しむこととなります。

 

 

このストレスは1~2年続きますので、自分だけが辛い思いをしていると悩まず、SNSやメールなどでも構いませんので、友達に打ち明けたり、気持ちを整理したりして上手に乗り切るようにしましょう。


そして苦しみの中から自分なりに何かを見出し、4~5年ほど経てば、日本にいる頃と変わらない気持ちで生活することができるのです。

日本食は外食せずに自分で作る

海外在住期間が長くなるとどうしても日本食が恋しくなります。
お味噌汁、煮物、ラーメン、カレー…。

しかし海外の日本食屋は、現地の料理と比べると割高ですのでそう頻繁に通えるものではありません。


しかしインターネットを駆使して調べてみると、ごまドレッシング、クリームシチュー、カレー、ラーメン、麻婆豆腐、いなり寿司、おひたし、さらには納豆やうどんまで意外と簡単に作ることができます。


「海外では日本料理が食べれない」ではなく、いかに安く美味しく日本食を作れるかを考えていくと、お料理という趣味も生まれ、楽しく生活することができます。

 

 

おわりに

海外に在住していると、日本ではありえないような局面に見舞われることが多々あります。
実際には小さなことでもそのときの精神状態によっては酷いダメージを受けますし、逆に軽く笑い飛ばせることまで様々です。


しかし最も大事なのは「ここは日本ではない」ということをしっかりと覚えておくこと。
人前で日本と比べてしまうと聞いている人もいい気分がしないでしょうし、思惑と異なる現実にあなた自身が落胆してしまいます。


海外在住という道を選んだのは自分自身ですから、その選択を正しいものにするためにも、明るくポジティブに毎日を過ごしていきましょう。

 
 コラムニスト情報
KIKO
性別:女性  |   現在地:インドネシア・バリ島  |   職業:ライター / コピーライター / 通訳 / 翻訳

フリーランスライター / 通訳 / 翻訳

留学と旅行で世界各地を回り、辿り着いたのはインドネシア・バリ島。
医学情報サービス会社で企画原稿のライティングを経験、
Webコンサルティング会社でインターネット広告ライティングを担当し
現在はコピーライティング、ポータルサイトのライティング、ウェブメディアのコラムなどを執筆。

 

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