ビール好きよ、集まれ!世界最大の祭典、ドイツ「オクトーバーフェスト」の様子 (2/2)

執筆者: chami



ドイツの民族衣装

1リットルジョッキと同様に特徴的なのが、来ている人々の服装。

 

ドイツ人だけでなく、最近多い海外からの観光客も、ドイツの民族衣装「ディアンドル(女性用)」や「レーダーホーゼン(男性用)」を着て参加しています。

 

ドイツの民族衣装 ディアンドル

 

店員さんも、もちろん民族衣装。

 

ドイツの民族衣装 レーダーホーゼン

 

この時期は、街中に民族衣装の人が出現。
ミュンヘンへでは、あちらこちらに民族衣装を売っているお店があります。

 

絵本や童話の中の衣装みたいですね

 

 

民族衣装の飾られたショーウインドウも、おもしろいですね。

価格は、100ユーロから高額な物まで色々とあります。
私も欲しくなったのですが、フランクフルトではあまり見かけないため、通販で購入しました。

 

まるで昔のドイツにいるかのよう

 

これを着て参加するだけでテンションが上がります。

 

週末や夜の予約はお早めに

何と言っても700万人近くが来場する祭典です。
ビール会社によってテントが分かれ、大小14のテントがあるのですが、どこも大変な混雑。
テント内に座りたければ、予約をお勧めします。

特に、週末や夕方以降は、予約しないとなかなか入れません。
平日の昼間は比較的席が空いているそうですが、やはり夜は大いに盛り上がります。

 

大賑わいの様子

 

素晴らしいパレード

祭典2日目の朝には、南ドイツの民族衣装を着た人々によるパレードが行われます。


その光景は圧巻です

 

長い列ですので、見てると2時間以上かかります。
しかし、様々なパフォーマンスや衣装、可愛い馬や子供達に癒され、見飽きることはありません。

 

ビールの樽に注目

 

昔、ビールはこうして運ばれていたのですね。

途中、可愛い絵や文字が描かれたクッキーやプレッツェルを投げてくれます。

これらは会場でも売られている物なんですよ。

 

アクセサリー?


こうして首から掛けられます。

おわりに

オクトーバーフェストは、会場でビールを飲むだけの祭典ではありません。

パレードや民族衣装など、ドイツの伝統を守り継承しているのです。


そして、それを老若男女問わず皆で楽しめる、とても素晴らしいイベントでした。

移動式の遊園地もやってきますので、子供も楽しめます。


大勢の観光客の方がいるので、日本人でも足を運びやすいと思いますよ。

 

ぜひ本場の祭を体験してみてくださいね

 
 コラムニスト情報
chami
性別:女性  |   現在地:フランクフルト  |  

2006~2012にシンガポール駐在し、日本で2年過ごして2014年9月よりドイツ・フランクフルトでの生活をスタートしました♪
ドイツのあれこれ、ヨーロッパのあれこれなど、お伝えしていければと思います。

 

 旅行のコラム