レトロな古道具をリメイク!木製インテリアの使い方アレンジまとめ (1/2)
秋が深まり肌寒くなってくると、つい温もりが恋しくなります。
温もりというのは、もちろん肌の感覚から伝わるものですが、直接手に触れなくても存在します。
例えば素材の色や質感といったものは、目で見ただけで温度を感じさせるものです。
そこで今回は、使い込まれた古道具に温もりを求め、秋冬を楽しく過ごせるインテリアについて考えてみることにします。
長い年月を人の手に触れられながら生きてきた古道具には、ほっこりと温かい存在感があります。
とりわけそれを強く感じさせるのは、木製の古道具です。
木は生き物なので、触れば触るほどツヤツヤとしてきますし、温もりのある表情になってきます。
こちらは木製のレトロなブックエンド。
機能を追求すれば、あるいはステンレス製の物などが使いやすいのかもしれませんが、素朴に活躍してくれる様は嬉しいですね。
使い込まれて、犬も心なしか誇らしい表情を浮かべています。
こちらは小引き出し。
古道具の中でも「眺めて良し、使って良し」の小引き出しは、人気の高い物ですが、部屋に一つあると空間に温かみが出ます。
もちろん使ってあげることが、小引き出しにとっても良いのです。
小さくて良く出来た道具に愛おしさが込み上げてきます。
こちらは切溜(きりだめ)。
切溜というのは、米などの食料を入れるために用いられた箱のことで、法事などの時にはこれに米を入れて持ち寄ったそうです。
しかし、古道具は別に本来の用途で使わなくても良いという自由さがあります。
かつては食料を入れていた箱でも、今は自分の好きな物を入れて使えば良いのです。
こちらはレターセットなどを入れる箱として使っています。
箱の開閉のたびに木に触れるのが、なんとも贅沢です。
これまで見てきた物は、最初から使える形の古道具でした。
しかし、本来の用途としては使わなくなったり、使えなくなったりした古道具に手を加え、新しい使い方を発見するのも楽しみ方の一つです。
いわばリメイクなのですが、リメイクというとDIYをイメージし、自分にはとても出来ないとか、色々な道具が要りそうと、身構えてしまう人もいるのではないでしょうか。
確かに自分自身で手を加えることが出来るのは理想的です。
しかし、リメイクの基本は発想の転換です。
捨てる前に古道具をじっと見つめ、もしかしてこの部分が使えるのではと考えてみることが、リメイクの第一歩なのです。
例えばこちらの壁掛けオブジェ達。
これらは元は衝立てに付いていた飾りでした。
そこを外しただけで、殺風景な壁を楽しむオブジェとなるのです。
もちろん、裏側に布を貼っても素敵ですよ。
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