チョークアートが描く、色鮮やかな看板の世界!ボードとオイルパステルで作るポップな作品例

執筆者: 井上貴美子 職業:チョークアーティスト&イラストレーター
はじめに

こんにちは、チョークアーティストの井上貴美子です。


皆さん「チョークアート(CHALK ART)」をご存知でしょうか。

チョークと呼ぶぐらいなので、学校で使うあのチョークを、連想される方も多いのでは。

そんなチョークアートについてご紹介していきたいと思います。

 

 

チョークアートとは

チョークアートとは、黒板にカラフルな絵や文字描く、とても楽しいアートです。

黒板に市販のチョークで絵を描いた物や、地面に大きく立体的に絵を描く物など、いくつかの種類があります。

 

ここでご紹介するのは、一般的にチョークアートと呼ばれる、ブラックボードにオイルパステルで描くタイプの物です。

 

チョークアートの特徴

チョークアートがよく使われるのが、飲食店のメニューボード。


 

黒色の背景に、カラフルで賑やかな絵や文字が沢山踊っていて、楽しそうですね。
海外旅行好きな方などは、外国のカフェやレストランでよく見かけるかもしれません。

チョークアートには、このような特徴があります。

 

  1. 黒の背景に浮かび上がる、鮮やかな色彩と立体感。
  2. 食べ物を美味しそうに描くことができる。
  3. 自分の指で色を混ぜながら描く。
  4. 最後にラッカースプレーでコーティングするので、手で触っても消えなくなる。
  5. ポップで、動きのある物、擬人化されていてユニークな物が多い。


チョークアートは、カラフルとてもキュート。
ぱっと目に飛び込んでくるので、商品のPR効果も抜群です。

 

 

 

チョークアートの用途

チョークアートは、カフェや飲食店のメニューボードとして使用されることが、圧倒的に多いです。

それは、食べ物を描くことが1番多いから。

私も、まず食べ物の描き方を基本からじっくりと教わりました。


 

最近では、結婚式のウエルカムボードや似顔絵、印刷物、その他のイラストレーションとしても、幅広く使われるようになってきています。

 


明るくポップな色調や擬人化した表現など、チョークアートは見る人を元気にする、不思議なパワーが秘められているのかもしれませんね。

 

 

おわりに

チョークアートは指で描くからなのか、描き手の個性が出やすいアートです。

アーティストによって、描き方も得意分野も千差万別なのが面白いところ。
何よりも、自分で描いてみるのが1番楽しいものです。


チョークアートはじわじわと全国で人気が高まってきており、神業と呼べるような、素晴らしい技術を持つアーティストも多くいらっしゃいます。
あなたの町でも素敵な作品がみられたり、ご近所で、チョークアートレッスンが受けられるかもしれません。
気になる方は、ぜひ探してみて下さいね。

 
 コラムニスト情報
井上貴美子
性別:女性  |   職業:チョークアーティスト&イラストレーター

自己紹介

ATELIER KIMIGON代表。
ブラックボードにオイルパステルで絵や文字を描く、「チョークアート」というジャンルで、イラストの制作販売・ワークショップを行っております。

得意分野は、リアル系食べ物イラストです。
見る人が元気になるような、明るくて楽しい雰囲気のチョークアートを描くことを心がけ、制作しています。
どうぞよろしくお願いいたします。

●ホームページ「ATELIER KIMIGON」
http://kimigon.com/
ギャラリーページをご覧いただけると嬉しいです。

●ブログ「KIMIGON CHALKART 絵日記」
http://kimigon.ashita-sanuki.jp/
チョークアートの新作など、随時更新