ロサンゼルスの観光名所を走ろう!アシックスLAマラソンの楽しみ方
冬のマラソン大会、身を切るような寒さの中、一心不乱に走る参加者の姿には、胸が熱くなりますね。
毎年3月、海を渡ったアメリカ・ロサンゼルスでは「アシックスLAマラソン」が開催されます。
ラン風景。ダウンタウンにて
アメリカ西海岸最大と言われるこのマラソン大会は、ロサンゼルスの主要な観光地を通り、走らない人にも楽しいコースとなっています。
アシックスLAマラソンは、1984年のロサンゼルスオリンピックをきっかけに始まりました。
2014年には、世界40カ国以上から24,000人がフルマラソンに参加したという、大きなマラソン大会です。
ゴール付近の様子
何といっても特徴的なのは、「From the Stadium to the Sea(スタジアムから海へ)」と言われる、フルマラソンのコースです。
ドジャースタジアムからスタートし、ハリウッドやサンセットストリート → ビバリーヒルズ → ロデオ・ドライブなど、ハリウッド映画にも登場する有名なストリートを駆け抜け、サンタモニカのビーチがゴールです。
ゴールのゲート
参加する人の脳裏には様々な映画のシーンが再現されて、この日だけ、自分が銀幕のヒーロー、ヒロインになった気分を楽しめます。
また、スタート地点では朝もやが立ちこめて肌寒いことが多いのですが、ゴールのサンタモニカ・ビーチでは抜けるような青空が迎えてくれます。
このロサンゼルスらしい気候も、マラソンをドラマチックに盛り上げてくれるのです。
そして、大会の日は「走らない派」の楽しみもあるのです。
大会を観に行ったら、走る人に目を向けつつも、周囲の景色にカメラを向けてみましょう。
なんと、大会の間は車が通らないので、普段じっくり写真が撮れない観光名所も車の影に遮られることなく撮影することができるのです。
また、アシックスLAマラソンの前々日と前日、ロサンゼルス・コンベンション・センターでは、アメリカ最大級のスポーツエクスポ「ヘルス&フィットネスエキスポ」が開催されます。
誰でも参加でき、入場料も無料というこのエクスポでは、最新のスポーツグッズを見ることができたり、スポーツ用品などが格安で売られていたりで、掘り出し物も見つかりそうです。
さらには、第30回のにあたる2015年の大会では、五輪マラソンメダリストの有森裕子さんが、アシックスLAマラソンの親善大使に任命されました。
ゴール地点に山積みされたバナナ!
有森さんは、大会前日に日本人ランナーとモーニングランを行うイベントや、前夜祭としてのパスタパーティに参加されます。
翌日の大会に向けて、貴重なお話が伺えるかもしれません。
また、マラソン当日は、スタート地点とゴール地点で、日本人ランナーへの応援も予定されているとのことで、ランナーでなくともテンションがあがりますね。
春休みや卒業旅行、ハネムーンなどで、この時期にアメリカへの旅行を計画している人は、ロサンゼルスでのマラソン観戦をプランに組み込んでみませんか。
今後また、スポーツイベントに沸く春のロサンゼルスから、爽快感と感動と、もちろんキャッチーな情報もお届けしたいと思います。
取材協力 ロサンゼルス観光局オフィシャルウェブサイト http://jp.discoverlosangeles.com/
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