ゼロから始めるエクセル(Excel)。完全初心者向けの使い方講座
こんにちは、ITコンサルタントの池本伸治です。
エクセル初心者の方のために、Excelの基本知識や操作方法を数回に渡って解説していきたいと思います。
まず、Excelを起動して、「空白のブック」を選ぶと、格子状のマス目が並んだ表の画面が表示されます。
この表を「ワークシート」(あるいは、単に「シート」)と呼びます。
そして、この表を構成するマス目を「セル」と呼び、そこに文字/数字/式などのデータを入力することができます。
また、「ワークシート」を複数まとめて、「ブック」として、Excelで作成したファイルに名前を付けて保存することができます。
ワークシートの画面を見ると、上部に「リボン」と呼ばれるExcelのコマンドやツールを集めた領域があります。
Excelにコマンドを与えて、セルの内容や書式などを編集したり、作成した内容を保存したり、作成した表を印刷したりします。
「数式バー」には、現在選択されている「セル」に入力したデータが表示されており、この中でデータを編集することができます。
表の上部に「A」「B」「C」…と表示されているのが「列番号」(Excel2013ではA~XFD)です。
表の左部に「1」「2」「3」…と表示されているのが「行番号」(Excel2013では1~1048576)です。
「シート見出し」はワークシートを切り替える時に選択します。
ワークシートの任意の位置のセルに、それぞれデータを入力することで文書を作ることができます。
セルに入力できるデータの種類は、基本的に「数字」、「文字」、「式」(セルの参照やExcel関数も含む)です。
「式」は、「=」(イコール)に続けて、セル番地(後述)やExcel関数を組み合わせて表現します。
セル番地は、[列番号][行番号](例:B列2行の場合、「B2」)という形で表します。
セルの内容がそのまま表示される訳ではなく、セルに対する書式を反映した上で表示されます。
書式には、「表示形式」(カンマ編集など)、「配置」(中央揃えなど)、「フォント」(種類・大きさ・色など)、罫線(セルの外枠など)、「塗りつぶし」(セルの色など)、「保護」(入力のロックなど)があります。
セルの書式の設定を変更することで、Excelの文書の体裁を整えることができます。
次回以降のコラムでは、Excelの操作について、より具体的に解説していきます。
|
|
|
|