はじめての結婚式お呼ばれ。披露宴の流れとゲストマナー

執筆者: やまだ理沙 職業:マナー講師
はじめに

こんにちは、マナー講師のやまだ理沙です。

 

結婚式や披露宴は、人生にとっての晴れ舞台。

心から祝ってあげるのが一番のマナーですね。

 

今回は、結婚式や披露宴でのマナーについて確認していきたいと思います。

 

 

招待状が届いたら

結婚式、披露宴の招待状が届いたら、できるだけ早く返信します。

 

 

口頭などで伝えていても

 

 

出欠の返事は、披露宴の準備に欠かせない大切なものです。

電話や口頭で返事をしていても、必ず返信はがきは出しましょう。

 

相手のためにも、期日ギリギリではなく早目に返事をするのがマナーです。

服装について

結婚式、披露宴にはフォーマルな装いで出席します。

ただし新婦の色である、白い服は着ないのがマナーです。

 

 

露出、目立つもの、黒のみ、ラフはNG

 

 

肌の露出が多い服や花嫁よりも目立つ物、黒一色やラフすぎる服装は良くありません。

素足やサンダル、ミュールなども避けましょう。

 

 
鞄・バッグは革製品を避ける

バッグは、ヘビやトカゲなどの皮製品は殺生の意味を表し、縁起が良くありません。

祝いの席では持たないのが慣習です。

ご祝儀の出し方

お札は新札で用意し、封筒に向きを揃えて入れましょう。

当日、ご祝儀袋は袱紗(ふくさ)に包んで持参します。

 

会費制の結婚パーティーでは

会費制の結婚パーティーの場合、会費を祝儀袋に入れる必要はありません。

ただし、釣銭がないようにあらかじめ用意しておく気遣いは必要です。

 

受付での振る舞い

会場に着き、受付では「本日はおめでとうございます」と祝福の言葉を述べ、芳名張に名前を記入。

そして、袱紗からご祝儀袋を取り出し、袋の向きを相手に向けて渡します。

 

会場で親族に会った時も祝福の言葉を述べましょう。

 

スピーチの流れ

お祝いのスピーチを依頼されたら、快く引き受けましょう。

スピーチは長過ぎず短過ぎず、3分くらいがベストです。

 

 

相手との関係によって内容を変化

聞いている人が思わず笑顔になるような、心温まるエピソードを取り入れると喜ばれます。

 

友人や同僚へは明るいエピソードを中心に。

先輩へは、人柄の良さなどを盛り込んで話をします。

 

なお、暴露話や恋愛の話はNGです。

流れ
  1. お祝いの言葉
  2. 自己紹介、招待へのお礼
  3. 新郎、新婦のエピソード
  4. 花むけの言葉
  5. 結びの言葉
  6. 再度お祝いの言葉を述べ、締めくくる


おめでたい言葉で場を演出できるスピーチの原稿を作り、練習しておきましょう。

なお、話す時の目線は招待客の方に向けます。

披露宴にて

披露宴では、スピーチをしている人に耳を傾け、マナーに則ってお料理を頂きます。

失礼のないように振る舞いましょう。

 

 

おわりに

改めて、結婚式や披露宴でのマナーをご確認頂けたことと思います。

2人の門出を祝福する意味も込めて、スマートに振る舞いましょう。

 

 
 コラムニスト情報
やまだ理沙
職業:マナー講師

大学卒業後、企業にて秘書、受付業務を経てマナー講師になる。
「貴方のカウンセリングルーム」にてカンファレンススタッフ。

言葉遣い、立ち振る舞い、ビジネスシーンでのマナーをしっかり身につけ、トータルバランスの取れた大人の女性を目指します。

□資格
メンタル心理カウンセラー
上級メンタル心理カウンセラー
秘書検定2級
紅茶コーディネーター

HP  http://www.would0828.webnode.jp/