子どもにお受験させるべき?費用の高い私立小学校に通うメリットとは
こんにちは、教育コンサルタントの地山真生です。
今回は「わが子にお受験させる?させない?小学校編」をお送りしたいと思います。
大手お受験塾のテストで、分母にあたる受験生の数が、4年前の大震災を機に減っていると聞きました。
約10年前は、その倍くらいあった分母の数が減ってきています。
いま何が起きていて、今はお受験すべきなのかどうか、考察してみました。
私立小学校に通っているお子さんは、全国の小学校の児童の1%に当たるそうです。
1%という、ある意味特殊な環境に身を置かせることになる小学校受験。
私立小学校は、増えてきていますが、受験生の数が減ってきているのは、4年前の大震災後からだそうです。
確かに、あの大震災を機に、いろいろと世の中の状況が変わってきたように思います。
私立小学校は、公立小学校が無料なのに比べ、お金がかかります。
親御さんの収入が減ってきていることも原因のひとつかと思います。
本当に小学校に入ってからずっと高校、大学まで、授業料を払い続けていけるのか、まず考えたいところです。
私自身の考えを率直に言わせていただければ、お受験はした方がいいと思います。
特に女子の場合は、お勧めします。
しかし、双方のご両親からの援助もなく、家庭内の収入もさほどないということになると、無理強いしない方が無難です。
それは、一般的には、私立に進むと、授業料よりもおつき合いの方が、お金がかかるからです。
今は、良い大学を卒業しても、必ず就職できるとは言えない時代になりました。
だからこそ、お受験経験者は、そのしつけの行き届いた何事にも動じない立ち振る舞いで、就職を勝ち取れる部分があると思います。
女子の場合は、やはり、幼少時代のしつけが大事な部分があります。
家庭で教えればとの意見もありますが、家庭で教えても、周りがしつけをあまり重視していないところに身を置けば、あっという間に崩れてしまうのが子どもです。
反対に、しつけができていなくても、周りができている場所に身を置くと、できるようになります。
先生への尊敬語の使い方、謙譲語の使い方など、どこかで、ふと出たしつけの良さが、まわりを感心させることがあります。
身体に染みついたしつけは無意識のうちに出てしまうので、女子は厳しくていいくらいの学校に入れておくと良いかもしれません。
在学期間中は嫌かもしれませんが、大人になった時「やはり、○○卒は違うね」と言われるようになると思います。
それがお受験をしたことの財産と言えるでしょう。
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