国際免許も必要?ハワイでレンタカー、レンタルバイクを運転する時の注意点
ハワイでレンタカーやレンタルバイクを借りて、運転したら気持ちよさそうですよね!国際運転免許も必要なく、日本の免許証だけで運転することができます。その一方で、日本人による事故が年々増加。そこで、ハワイでレンタカーやレンタルバイクを運転する際に気をつけたい注意点をご紹介します。
万が一事故を起こしてしまった場合には、もちろんまず警察を呼ぶことになりますが、ここで英語力が試されます。レンタカー会社には日本語を話すスタッフがいる事もありますが、警察官に対して、事故の状況を説明したり、レッカー車や代車の手配、ホテルまでの帰りの手配など、英語で対処しなくてはならない場面は当然出てきます。
レンタカー会社や警察を呼ぶためには、電話が必要になります。日本と同様で、近頃は街中でも公衆電話を探すのは大変です。最近は日本で使っているスマートフォンと、ポケットWi-Fiを使用して、無料通信アプリなどで仲間や日本と連絡を取り合うと言う方も増えていますが、これでは事故の際には対応できません。
日本の免許証だけで車をレンタルすることも可能ですが、対応する警察官が読めませんし、事故などの場合は、相手方も確認が出来ません。確認作業に相当の時間がかかってしまいますので、やはり国際免許証を日本で取得したほうが、スムーズになります。
アメリカでは日本と逆の、道路の右側を走る事になりますが、大きな交差点で誤って反対車線に入ってしまい、事故を起こしてしまう人が一番多いです。また、美しい景色に見とれて、道路を外れて、ガードレールにぶつかったり、中には畑に落ちてしまう車を目撃する事もあります。
場所によっては赤信号でも右折が出来たり、二人以上(場所によっては3人以上)乗っている車だけが走れるカープールなど、日本とは違うルールもありますし、お年寄りのドライバーが多いために、マナーも日本とは大分違います。
また、オートバイは、ハワイ州ではヘルメットの着用義務がありません。バイカーにとっては魅力的なのですが、これも普段日本で走っている時とは状況が違うのと、ハーレーなどの慣れない大型バイクをレンタルして事故を起こすことがあります。
以前、日本人の新婚カップルがノーヘルで大型バイクで走行中に、景色に見とれてカーブを曲がり損ね、ガードレールに激突して一人が即死すると言う痛ましい事故がありました。十分に気をつけるようしてください。
数年前に、夜景の名所にレンタカーで向かっていた日本人カップルが、道に迷い、あまり治安の良くない場所に入っていってしまい、強盗に車へ乗りこまれ、ナイフを突きつけられて、抵抗したために刺されてしまったと言う事件がありました。
例え上記書いた3つが揃っていたとしても、レンタカーで移動する時は、下調べをしっかりしてから出発するようにしてください。楽しいはずの観光が、台無しになってしまいまうかもしれません。
また万が一、強盗などに襲われたときには、素直に財布を渡すようにしてください。財布や携帯は保険でカバーできますが、傷つけられたり、命を失ってしまっては、元も子もありません。
ホノルルは現在全米で2番目に交通渋滞の酷い場所になっています。慣れていないと、予想をはるかに超える時間がかかり、レンタカーの返却時間や、飛行機に乗り遅れたりと言う事も度々耳にしますので、市内を走る時は気をつけてください。
また、ノースショアからの帰り道になる、島の中央部、パイナップル畑が広がるエリアは、街灯も無く、夜は真っ暗になりますので、レンタカーの事故が多発しています。
レンタカーを移動手段として、またはお買い物の荷物の運搬用に使う必要が生じる事はあると思います。しかし観光の場合はツアーやタクシーを使う事によって、安全に、しかも解説付きで楽しむ事が出来ますので、そちらをお勧めします。
レンタカー関連の事故や事件は、業界が報道を抑え込む事があります。また事故を起こした本人も、帰国後に恥ずかしいと思って、家族や友達などに話をしないケースも多いようです。
安全にハワイを楽しんでください。
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