はじめに

こんにちは、美姿勢インストラクターの美宅玲子です。

 

下腹が出るのは体重のせい、歳のせいと諦めていませんか?
骨盤周りを中心に全身の姿勢を整えると、体重や年齢に関係なく下腹が目立たなくなります。

スタイルアップするだけでなく、心も元気に若返ってイキイキします。

 

今回は、下腹が出る理由をタイプ別に分けて、ポッコリ解消美姿勢エクササイズをご紹介します。

 

下腹ポッコリの理由1「骨盤の後傾」

電車の座席、オフィスの椅子、ダイニングチェア、レストランの椅子。

椅子に座る時、座面の前寄りに座って背もたれに寄りかかり、腰を丸くして座っていませんか?

 

 

そして、その時のお腹の様子は、緩んでポッコリと出ているのではないでしょうか。

 

反射的に緩むお腹

これが日々繰り返されると、座ると、お腹の筋肉は反射的に緩むことを覚えてしまいます。

これが、下腹ポッコリになる1つ目のタイプです。

思い当たる節はないでしょうか。

骨盤後傾タイプのストレッチ

骨盤が後ろに倒れると、お尻やももの裏側の筋肉が硬くなります。

また、腰が丸くなれば肩も丸くなって、胸が縮こまるのです。


この硬さが、骨盤を起こすことを難しくして、ますますお腹がゆるんで下腹ポッコリを加速させてしまいます。

ももの裏側のストレッチ

仰向けになり、片足を持ち上げて足裏にフェイスタオル(スポーツタオル)を掛け、ゆっくりと伸ばします。

 

片脚ずつ、両脚とも突っ張る痛みが和らぐまで呼吸を続けて伸ばします

 

 

胸のストレッチ
  1. うつ伏せになり、両膝を曲げます。
  2. 両足首にフェイスタオル(スポーツタオル)を掛けて、両膝をゆっくりと伸ばしていきます。

 

腕、胸が広がり、突っ張る痛みが和らぐまで呼吸を続けて伸ばします。

 

 

骨盤後傾タイプの筋力トレーニング
  1. 椅子に深く腰掛けて、骨盤(仙骨)から背中をぴったりと背もたれにつけます。
  2. 下腹を凹ませて、下腹で背もたれを押すように腹筋に力を入れます。
  3. 1・2の後は、座面の前寄りに座って、先ほどと同じように骨盤を起こして下腹を凹ませてみましょう。

 

骨盤から背骨を立て、下腹を凹ませると腹筋を鍛えることができます。

 

 

いつもこの姿勢をキープ!

骨盤を立てて背骨を伸ばし、それをキープするための腹筋を使う意識が身につくまで、椅子に腰かける度に繰り返し練習します。


習慣になる頃には、下腹を凹ませようと意識しなくても平らになっていることでしょう。

 

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