エスニックな朝食を楽しもう♪カンボジアの朝食の定番クイティオのレシピ

執筆者: 笠屋 職業:コンサルタント

おはようございます。プノンペン在住の笠屋です。

カンボジアの朝食の定番と言えばやっぱりクイティオ(お米から作られた麺)でしょう。あっさりとしたスープとそうめんのように細くて柔らかいクイティオがとても体に優しく、朝食にピッタリです。

 

今回はカンボジアのクイティオのレシピについてご紹介いたします。

 

クイティオのレシピ
材料

4人分のレシピの材料になります。


・水:1リッター
・鳥肉(または鴨肉):400グラム
・大根:1本250グラム
・玉ねぎ:2個
・人参:1本150グラム
・スルメ:2枚
・干しえび:少々
・砂糖:少々
・クイティオ:400g

 

スープの作り方

それでは、スープから作ってみましょう。

日本で言えば「だし汁」にあたりカンボジア料理では基本になる万能スープです。

 

まず、なるべく大きな鍋で水を沸騰させます。

 

次に、軽く炒めた玉ねぎと炙ったスルメを鍋に入れます。そして、ぶった切りの鳥・大根・干しえびを入れて1時間ほど煮込みます。人参だけは、最後に入れてください。

 

我が家でももそうですが、このように長い時間火を使う料理の場合は、ガスより安い炭を使うのがカンボジア流です。

 

 (写真は20人分)

 

クイティオを湯がく

スープができたら、お次はクイティオを湯がきます。

 

 

麺を一人分づつ小分けにして、沸騰したお湯で10秒ほど湯がけば出来上がり。

ゆで過ぎに注意してください。

 

 

トッピング

クイティオの定番のトッピングはネギともやしです。

お好みにより豚肉、牛肉、魚ボール、ニンニクなど様々な組み合わせが楽しめます。

 

 

ニンニクは軽くキツネ色になるまで、こげないようにカラッと揚げるのがおすすめです。

香ばしくて美味しいので、やみつきになる人が多い様です。


 

最後は、湯がいたクイティオとお好みのトッピングを盛りつければ完成です。

 

 

カンボジアでクイティオを食べよう!

現地カンボジアでは、早朝から営業している麺屋さんが町中にあります。カンボジアにお出での時は、何はともあれ朝食にクイティオを食べてみてください。

 

プノンペンに観光で訪れる方におすすめなのが13ストリートと136ストリートの角にある、126 Noodleという、クイティオレストラン。ローカルの人たちも通う人気店です。

 

 

牛肉のスライスがのったクイティオが2ドル。

おいしいカンボジア産のコーヒーが2,500リエル(60セント)です。

 

リバーサイドの観光客の多いエリアにあり、英語のメニューも用意してあるので、観光客の方でも安心して、カンボジア流の朝食をとることができます。

 

朝のお散歩がてら本場のクイティオを召し上がってください。

 

 
 コラムニスト情報
笠屋
性別:男性  |   職業:コンサルタント

大学卒業後5年間は、船員稼業。そのご20年間、静岡県の輸送機器会社に勤務。
2010年からカンボジアの首都プノンペンに移住。
カンボジアの金融事情を実感しながら、放送大学大学院で「BOPビジネスの企業と利用者の関係」の論文執筆。
BOP(貧困層向け)ビジネスの宝庫で市場開拓的なコンサルタント業。