高級レストランでの食事に緊張!知らずにやりがちなテーブルマナーのタブー7選 (1/2)

執筆者: 矢野 誉美 職業:マナー・プロトコール講師・ホテリエ
知っておきたい!高級レストランでのタブーな振る舞い

こんにちは、マナープロトコール講師の矢野誉美です。


大切な人との記念日など、時には日常を離れて、ご褒美に高級レストランでお食事をする機会もあるのではないでしょうか。

そんな時に一目置かれる振る舞いとマナーについて、ご紹介したいと思います。

 

 

テーブルマナーの基本とは

大切な友人や家族との食事。

そこにいるみんなが楽しく心地いい時間を過ごすということが、テーブルマナーの基本です。

 

知らず知らずのうちに相手が不快になる振る舞いをしたり、マナー違反で水を差したりということがないように気をつけたいものです。

 

お食事中の一般的なタブーな振る舞いを挙げてみましょう。

テーブルの上にバッグを置く
贈り物やお花以外のものを置くのはNG!

食事をするテーブルの上にバッグを置いてはいけません。

テーブルの上には、贈り物やお花以外はハンカチ一つ置いてはいけません。

 

案内がなければ、椅子の背もたれと腰の間に

高級レストランならバッグを置くために用意された場所を勧めてくれるので、それに従いましょう。

もし案内がなければ、椅子の背もたれと腰の間に置くようにしましょう。

テーブルの上に携帯電話を置く

最近は自分の分身のように肌身離さず携帯電話を持っている人が多いようです。

 

食事中は電源を切り、バッグにしまっておく

高級レストランであれば、せめて食事中は電源を切り、バッグにしまっておくような配慮が必要です。

客同士で料理を交換する

お皿の上の料理はシェフが腕を奮って作り上げた作品です。

それを勝手に取り分けるのはマナー違反です。

 

と言っても、お皿ごとまるごと取り換えるのも、好ましくありません。

 

どちらも食べたい場合は?

もし、どちらも食べたいのであれば、注文の際にハーフポーション(半分の量)で2品頼むことが出来るか、スタッフに訊ねてみましょう。

 

 

ワインを自分でグラスに注ぐ

西洋料理の場合は、客同士はもちろん、自分でワインやお酒をグラスに注ぐ習慣はありません。

グラスが空になっていれば、そのタイミングで係の人が注いでくれます。

 

待ちきれなくても、我慢を

待ちきれないからと言って自分で注ぐのはマナー違反です。

ジャケットを途中で脱ぐ

ドレスコートがあるレストランでは、ジャケットは最後まで着用をしておくのがマナーです。

 

無意識に脱いで、背もたれにかけることがないように…

会社にいるような感覚で無意識に脱ぎ、椅子の背もたれにかけるなどは厳禁です。

たびたび中座する
「食事をする」ことが最優先!

レストランでは「食事をする」ことが最優先です。

 

接待など、仕事でレストランを利用する場合、頻繁に鳴る携帯電話で、たびたび席を立つ行為はマナー違反です。

周囲も落ち着かず、料理を出すタイミングも合わなくなります。

 

どうしても中座しなければならないなら?

もし、止むにやまれぬ理由で中座する場合には、メイン料理の後にしましょう。

 

度を越して飲む

お酒は楽しく飲むもの。

 

 
 コラムニスト情報
矢野 誉美
性別:女性  |   職業:マナー・プロトコール講師・ホテリエ

外見だけでなく、内面も同時に磨けたら。
マナーとは敷居の高いものではなく、産まれてから今日に至るまで日々、家庭の中で育まれてきたものです。

『人』とのコミュニケーションの基礎になるマナーの本質をしっかりと身に着けて頂くために、親から子へ・・・引き継がれるべきマナーについて、優しく、そして自分自身のブラッシュアップの為のマナーセミナーを開講しています。

マナーを軸として『サロン(仕事)に活かす』『ライフスタイル(生活)に活かす』という2面からフォーカスした楽しく吸収できる知識をお伝えしています。
接客業20年のキャリアから、『リピーターを作る』に特化した接客メソッドを確立。現役でホテリエを続けながら、サロネーゼ向けのマナーレッスンを銀座にて開講。

顧客満足=スタッフ満足=わたし、満足 をゴールとして、サロン・クリニックに特化した接遇マナーレッスンも大好評

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『トータル・マナー・メソッド』 http://ameblo.jp/kidsinlife/

 

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