嫌いな人、イライラする人への対処法は?人間関係を改善する付き合い方のコツ5選

執筆者: 辻 真由
人間関係はいつでもストレスだ。

仕事や学校で悩みの中で上位を占めるのは、やはり人間関係。


人間関係がうまくいけば大抵のことは続けられますし、ストレスも少ないものです。

しかし、学校も仕事も、入った後の人間関係を選ぶことはできません。


人との付き合い方にはいくつかポイントがあります。

嫌いな人、苦手な人にイライラすることが多いなら、これからご紹介するポイントを意識してみてはいかがでしょうか。

 

 

他人に多くを求めない。

他人と自分は、育ってきた環境も性格も考え方も違います。

そこを受け入れることができると、とても楽です。

 

自分の物差しで測らないで

例えば、しっかりした人から頼りない人を見ると「なんでもっとこうしないんだろう。こうした方が仕事(勉強)がはかどるのに」と思ってしまいます。

 

また逆は「私だったらもう少し楽に適当にするのに、なんできっちりするんだろう。それを私に押し付けないでほしい」と思ってしまいます。

 

そうするとお互いにイライラしてしまいます。

 

 

理解を求めることを止める

「わかって欲しい」という気持ちは、どこか自分中心の考え方です。

そんなときは相手にイライラするのではなく、「そんな性格の人なんだな」と受け入れると自分が一番楽です。

 

イライラしてると表情や空気、言葉に出てしまうので、関係もギスギスしてしまいがち。
とても難しいことかもしれませんが、求めないことに挑戦すると、成長した自分と出会えることになります。

目の前の人は「自分にとって大切な人」と思い込む。

例えば、仕事でよく怒る上司がいるとします。

また、学校で苦手な人がいたとします。


しかし、自分と考えが違う人は、自分を成長させてくれる人でもあります。

 

もし似た性格ばかりの集団にいると…

全員が自分と合う性格だったら、頑張ろうともしないので、成長はないでしょう。
怒られたとき、自分を成長させてくれる機会なんだと思うと、落ち込みもイライラも少なくなるでしょう。


また、様々な機会に触れ、意外といい人だったと気づくことも多々あります。

苦手意識はそういう機会を得るチャンスも失うでしょう。

嫌な対応をされてもグッと切り替える

「求めない」ことも「大切だと思い込む」ことも、重要なのは切り替える力です。


切り替えることに大切なポイントは、「感謝」をどれだけ感じられるかになります。

「怒られたけれど、自分のためを思ってくれているからだ」「批判されたけれど、自分の新たな一面に気づくことが

出来た」など、ポジティブに切り替えることがポイントです。


今あることに感謝をするか、今の現状に不平不満を持つかで、捉え方は180度変わるでしょう。

 

 

我慢はせず、自分の気持ちは伝える。

求めないことは我慢とは違います。

 

相手の意見を受け止めつつ、自分の感じる考えを伝えることも、ストレスを溜めないポイントです。

聞いてばかりだとただのイエスマンになり、自分の内面にもストレスを抱えてしまいます。

 

違う意見が出た場合

自分の心に湧き上がった「イラッ」や「困惑」を否定せず、一度受け止めましょう。

それから改めて「気持ちを切り替えて」相手の言い分を聞き、自分の気持ちと相手の意見の落とし所を探る必要があります。

 

全員と仲良くなろうと思わないこと。

これだけ人間がいるのですから、どれだけ頑張っても合わない人はいます。

そこに無理をするのではなく、合わない人もいるという事実を受け入れることも大事です。

 

合わない人とはどう付き合っていくか、お互い不快にならない適度な距離感を掴んでいきましょう。

 

 

おわりに

以上、イライラする相手への対処法について述べてきました。

 

人間関係に匙を投げてしまう前に、出来る限り歩み寄ると、人間的成長にも繋がるのではないでしょうか。

苦手な人も、自身のステップアップに利用してしまいましょうね。