訪日外国人客数も増え、海外において、日本人気はますます高まっています。

同時に、外国人の興味も、様々な分野に広がっています。

今回は、海外でも大人気な「Kimono」について、よく聞かれる意外な質問と答え方をお教えします。

日本人はあまり意識したことが無いかもしれませんが、着物は日本の民族衣装として、海外では非常に人気があります。

海外においては、富士山・寿司・着物などの写真が、日本を表す写真として出回っています。

外国人からよく聞かれる、着物についての質問をご紹介しましょう。

多くの国で、伝統行事や何かのイベントなどでは、民族衣装を着る風習があります。

日本でもそうなのかという質問なので、「日本でも、結婚式、七五三、お正月などに着る」と答えます。

ですが、そうすると「七五三は何か？」、「お正月専用の着物はあるのか？」というような鋭い質問が来てしまうので、自分がどこまで説明できるか考えて答える必要がありそうです。

海外の民族衣装の中には、現代でも普段着として着られている服や、また現在の洋服と近いようなものもあり、着物を自分で着られないと言うと、驚かれることもあります。

最近は、着付け教室に通う人も増えていますが、どうせなら学校で教えて欲しかったと思ってしまいます。

最近は、日本に来て旅館に宿泊し、浴衣を着るのを楽しみにしてくる外国人もいるようです。

そのため、「Yukata」という単語も、徐々に浸透してきています。

違いを尋ねられ、外国語で回答する必要がある時は、「簡単に言えば、浴衣はパジャマ、着物はドレス」といったところでしょうか。

日本人としての知識が試されています。

「本当は着物が欲しいけど、値段も高いし重いから、着物用の靴下をお土産にしたい」という外国人がいます。

もうお分かりですね、「足袋」のことです。

まず、「Tabi」という名称を教え、それから、靴下専門店や着物屋さん、または大型量販店で探しましょう。

最近は、お土産屋さんでも目にするようになってきましたが、まだまだあまり売られていないので、外国人は必死に探しているようです。

訪日外国人の多くが、日本で着物姿の人を見て喜んでいます。

ぜひ、日本人として着物の知識を蓄えましょう。