海外で「日本の調味料」を手作り!現地材料を使った代用レシピ6選

海外旅行や長期留学では日本食が食べたくなるもの。日本の調味料を海外で手作りする方法を紹介!「料理酒、みりん、めんつゆ、ごまだれ、ポン酢、焼き肉のたれ」レシピです。

執筆者: りーな 職業:グアテマラガイド・旅人
海外で手に入るもので簡単に再現!日本の調味料

最近は日本食ブームや海外在住の日本人が増えてきたので、海外でも日本の調味料が手に入るようになってきました。

とは言っても、値段は日本の2倍以上することも多く、買うのに二の足を踏む人も少なくないはず。

 

今回は「和の調味料を、現地で手に入る材料で代用する方法」をご紹介します。

 

 

料理酒

和食のレシピに欠かせない酒は、「白ワイン」で代用できます。

白ワインなら、どこの国にもありそうですね。

 

 

みりん

醤油や味噌は、割とどこでも手に入るのに、意外と手に入らない物が「みりん」です。

 

ですが、安心してください。

みりんは、簡単に代用品を作れます。

 

材料(みりん大さじ1の場合)
  • 白ワイン 大さじ1
  • 砂糖 小さじ1

 

 

作り方

レシピに、そのまま投入してもよいですが、事前にあわせて火にかけておくことで砂糖が溶けます。

 

めんつゆ

麺つゆは、日本では簡単に手に入るのに、海外では1,000円前後で売られています。

高額なこともあり、自分で作った方が確実に経済的です。

 

顆粒だしの量で、味を調節できます。

 

材料(麺つゆ一人分)
  • 水 200cc
  • 醤油 20cc
  • みりん 少々(または、白ワイン+砂糖)
  • 顆粒だし 5g~10g

 

作り方

全て合わせて混ぜるだけです。

顆粒だしは、最初に水で溶かした方が、早く混ざります。

ごまだれ

ごまだれも、日本では、作るより買うことの方が多いですが、海外ではなかなか目にしません。

自分ですり鉢でごまをすって作ると、風味豊かな美味しいごまだれができます。

 

また、ごまの量、味噌の量を調整することで、自分好みの味に仕上がります。

 

材料(作りやすい分量)
  • 白ごま 大さじ3~5 お好みで調整
  • 味噌 大さじ2.5
  • 醤油 大さじ2
  • みりん 大さじ1(または、白ワイン+砂糖)
  • 砂糖 大さじ1
  • 水 適量

 

ポン酢

無いと恋しくなるのがポン酢です。

ポン酢は、醤油と柑橘系の果汁を混ぜればできるので、現地で手に入る柑橘系のフルーツを使いましょう。

 

材料(作りやすい分量)

ライムの絞り汁 180ml(約3個分)※ライム以外でも、酸っぱい柑橘系果汁なら何でもOK。

醤油 150ml ※果汁より少し少な目にするのがポイント。

みりん 適量(または、白ワイン+砂糖)

顆粒だし 適量

 

作り方

ライムの絞り汁に、それより少し少なめの醤油を入れて合わせます。

さらに、味を調節しながら、みりん、顆粒だしを少しずつ加えていけば、完成です。

 

なお、寝かせると、味に丸みが出てきて、さらに美味しいポン酢になります。

 

焼肉のタレ

焼肉屋さんがない地域でも、これさえあれば、自宅で焼肉気分が味わえます。

 

材料(2人分)
  • 醤油 大さじ2
  • 酒 大さじ2
  • 味噌 小さじ1
  • 砂糖 大さじ1
  • にんにく(すりおろし) 1/2かけ
  • 生姜(すりおろし) 1/2かけ
  • 玉ねぎ(すりおろし) お好みで少々

 

おわりに

 

海外で生活すると、日本の便利さに気付かされます。

味噌と醤油を日本から持っていき、残りは現地調達で、美味しい調味料を作りましょう。

 
 コラムニスト情報
りーな
性別:女性  |   現在地:グアテマラ  |   職業:グアテマラガイド・旅人

これまでヨーロッパ、中南米、カリブ海を中心に30か国以上を旅行。
留学、バックパッカー、鉄道旅、世界遺産めぐりなどを経験。
旅行の豆知識をお伝えします。