女子なら誰だって、少しでも若く見られる方が嬉しいもの。 でも、いくらメイクやファッションで若々しく装っていても、ココを見れば一発で年齢が分かってしまう! という場所があるのです。
それは「首」と「手」。 顔のスキンケアを頑張って美肌を保っていても、首にシワがあったり手が荒れていたりしては、一瞬で老けた印象を与えてしまいます。ケアを怠っていると、実年齢以上にみられてしまう危険も!
手や首元は、顔と同じように、ほぼいつも露出している部分です。紫外線や乾燥の影響を大きく受けているにも関わらず、顔ほどケアに気をつかっていないという人がほとんどではないでしょうか。
また、手や首は、非常に他人の目に触れやすい部分でもあります。 ふとした動作の折に目に入る首元や手の甲が、その人の“印象年齢”を大きく左右することになります。
日頃からしっかりケアを心がけ、スキのない若々しさを目指しましょう。
■首にシワを作らないためのケア方法とは
顔と首元とは同じ皮膚でつながっています。顔のスキンケアをするときは、同じケアを首元にも行いましょう。
顔と同じように化粧水でしっかりと水分を与え、乳液やクリームで保湿を。日焼け止めも忘れずに塗るようにします。
また、眠っているときの枕が高すぎると、首にシワができる原因になってしまいます。 1日のうちほぼ3分の1は睡眠時間になりますが、このとき枕が高すぎると、顔の位置は長時間下を向いているのと同じことになり、首に横ジワの跡がつきやすくなるのです。
首にシワを作らないためにも、良質な睡眠のためにも、枕は自分に合った高さであることが大切です。たたんだバスタオルやブランケットを枕代わりにして、高さを調整するのもよいでしょう。
それでも気になるときには、首のシワを解消するためのマッサージを試してみましょう。
まず、耳の下の少しくぼんでいる部分を指で軽く押します。 そこから鎖骨へ向けて、指全体を使ってなで下ろします。リンパとともに老廃物を流すようなイメージで。
マッサージのときは滑りをよくするためにもクリームなどの使用をおすすめします。
■手のうるおいを保ち続ける方法とは
ハンドケアというと、ほとんどの人がハンドクリームを使用しているのではないでしょうか。
でも、手も顔と同じ。直接クリームを塗るのではなく、その前に化粧水でしっかり水分を補給してあげましょう。できれば化粧水、乳液、とケアをして、そのあとにクリームで蓋をすればベストです。
手のシワや乾燥が気になるときは、夜寝るときに、クリームを塗った手にコットンの手袋をつけてみてください。パック効果で、翌朝にはふっくらもちもちの手に!
手にクリームを塗るときにマッサージをプラスすると、さらにうるおいがアップします。 クリームを手全体に伸ばしてから、指と指の間をもう片方の親指で押し、もみほぐしていきます。
指も一本ずつ根元から指先にむかってさすり上げ、爪の横部分は少し強めに押さえます。手の甲は円を描くようにしてクリームをもみこみ、しっかりうるおいをキープさせましょう。
保湿だけでなく、リラックス効果も高いハンドマッサージ。隙間時間にぜひ取り入れてみてください。
(加藤朋実)