プロ推薦、作業用音楽!集中力を高めるピアノ&ジャズ曲7選
仕事や勉強中に聞きたい作業用音楽。集中力や注意力を高めるピアノ曲で、効率アップできるかも。クラシックだけでなくジャズもおすすめです。
こんにちは、ピアニストの小川瞳です。
今回は、「集中力を高めたいときに聴くピアノ曲」をご紹介します。
まず、“鍵盤の皇帝”と称された偉大なジャズピアニストであるオスカー・ピーターソンの作品。
彼の躍動感あふれる演奏は、素晴らしいテクニックによるもの。
随所にみられる几帳面な演奏は、聞いているこちらも思わず背筋をぴんと伸ばしてしまうような、そんな空気に満ちています。
「イバネマの娘」などは、ジャズに詳しくなくても、聞き馴染みがある方もいるかもしれませんね。
ジャズでとても有名な「デイヴ・ブルーベック」の曲もお勧めです。
BGMとして流していても思考の邪魔をしませんし、真剣に聞き入ってみると、集中力を高めることができると思います。
「ワルツ・フォー・デビイ」も、ちょっと疲れているときに元気が出てくる名曲です。
勉強や仕事を頑張らなくてはいけないのに、なかなか集中力を保てないときにぴったりの一曲です。
ジョージ・ウィンストンのピアノ演奏も、とても美しいので、リフレッシュさせる効果が高いと思います。
「あこがれ/愛」はテレビでもよく使われている名曲です。
リチャード・クレイダーマンも、心を落ち着かせるような音楽です。
何かに真剣に取り組まなければいけないとき、こういったイージーリスニングに耳を傾けて、雑念をなくす方法もよいかもしれませんね。
代表曲は「渚のアデリーヌ」です。
クラシック以外のピアニストとしては、3月にお亡くなりになったキース・エマーソンが素晴らしいと思います。
見事な演奏技術なので、鍵盤や手がよく映っている動画を見ていると、それだけで目が覚めてくるような迫力があります。
先日はジェイコブ・コーラーの演奏会に伺い、有名な映画音楽を、実にピアニスティックにアレンジしている凄さに驚きました。
非常に緊迫感あふれる豪華な演奏なので、聴いているだけでテンションが上がってくると思います。
実にさまざまな曲を演奏しているので、自分の好みに合うお気に入り曲を見つけてみてください。
ピアノという楽器はとても音域が広く、同時に10個の音を操れる楽器なので、いろいろな可能性を秘めています。
クラシック以外にも、素晴らしいピアノ曲はたくさん存在するので、ぜひ様々なジャンルを覗いてみてくださいね。
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ピアニストとして東京や茨城を中心に、ソロの演奏会やオーケストラとの共演など、数多くの演奏活動を行っております。
音楽心理士の資格も持ち、トークコンサートやコンクールの審査員もつとめております。
また長年に渡り執筆活動も並行して行っており、小説を3作品出版しております。
こちらのサイトでは、幼少時よりピアノを学び続け、クラシック音楽の世界に身を置く私ならではのコラムを執筆できたら、と思います。
よろしくお願い致します。
小川瞳 公式ホームページ https://ogawahitomi.amebaownd.com/
小川瞳作曲 笑顔のBGM
https://youtu.be/Qrt-stZPTb8
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