【人間の怖い話】霊よりゾッとする「意味がわかると怖い話」9選(解説付き) (2/2)

最新版。意味がわかると怖い話まとめ「人間の怖い話編」。本格的に怖い話だけを厳選しました。結末にゾッとすること間違いなしな傑作集。読むかどうかはあなた次第…。

執筆者: MI 職業:ライター

 

5.村上

 

俺たちは、6人組でつるんでいた。
俺、佐藤、新見、小林、高弘、村上の6人。毎日のように一緒だった。

だけどある日、村上が何者かに襲われ、村上は全身が麻痺し動くことはおろか
声も出せない状態になってしまった。

俺たち5人は毎日のように、村上の元へ見舞いに行った。

犯人が未だ見つかっていないのが、俺たちはどうしても悔しくて、
俺たちは、ダメ元で村上に犯人のことを聞いてみることにした。

村上は声が出せない。
ならばと思い、パソコンのキーボードを持っていった。
少しだけならば手を動かすことができたからだ。

村上は、10分いや20分くらいかけてキーボードを指さした。

村上が指した文字は「言えん」だった。

それから、村上は何日かたったころ、かえらぬ人となった。
俺たちは、変わらず5人でつるんでいたが、俺はただ一人気づいてしまったんだ。

 

解説

村上が指したのは「ien」だったので「言えん」と思った。
が、キーボードを平仮名で見ると「にいみ」

新見が犯人だった。

 

【第31弾】閲覧注意!「意味が分かると怖い話」6選(解説付き)「村上」より 

 

6.ハンバーグ

 

中学校に入ってから僕は、一人の男子にずっといじめられてた。
自分の持ち物に「死ね」と書かれたり、殴られたり、俺はちょっと鬱になっていた。
母は心配してくれたが、余裕の無かった僕は母にもあたってしまっていた。錯乱して暴力をふるうようになった。

凄く荒れ、母に暴力をふるった日の翌朝、顔を腫らした母が笑顔で
「今日は貴方の好きなハンバーグが入ってるから」ってお弁当を渡してくれた。

申し訳ないやら情けないやらで泣きそうになりながら、俺は学校へ行った。
けど、案の定その日の昼に奴が、昼食忘れたからって俺に絡んできたんだよ。
せっかく母ちゃんが作った弁当なのに、俺は殴られて弁当奪われてしまった。
「お前の弁当うめぇな」って言いながら全部食われたあげく空の弁当投げつけられた。

学校飛び出して悔しくて俺泣きながら家帰ったんだよ。
家に着いたら母ちゃんも、なぜか既に泣いてて、
初めて早退した俺に驚きながらも、強く抱きしめられた。翌日からイジメはなくなった。

 

解説

暴力に耐えきれなくなった母は、息子の弁当に毒を入れ息子を殺害しようとした。
けれど、後悔して泣いていた。

弁当を食べたのは息子じゃなかった。

 

【第5弾】結末が怖すぎ…。「意味が分かると怖い話」を集めました(解説付き)「ハンバーグ」より

 

7.ひき逃げ

 

とある田舎のとある峠道に自動車事故多発地点があった。
そこで事故を起こす車は、決まって同じカーブでハンドルを切り損ねて、道の脇から崖下に転落していた。
そしていつも現場の道路には、急ハンドルを切ったようなタイヤの跡が付いていた。

そこでまた事故が起こった。
しかし今回はいつもと事故の内容が違っており、轢き逃げだった。
車が少女を跳ねてひき殺してしまったというものだった。

しばらくして轢き逃げ犯がつかまった。
取調室で犯人はこう言った。
「少女が道の脇から、突然とても楽しそうな表情で飛び出してきたんです。」
と。

 

解説

少女が事故を起こす為に、わざと飛び出していた。
今回は、急ブレーキが間に合わず少女が轢かれてしまった。

 

【第30弾】「意味が分かると怖い話」本当に怖すぎる話まとめ(解説付き)「ひき逃げ」より 

 

8.リコーダー

 

俺の小学校の時のリコーダーは3つに分解できて、名前書くところが真ん中の筒にあった。

放課後、誰もいない教室に侵入し、
大好きなMちゃんのリコーダーの一番上の部分を取り外し俺の笛先と交換した。

名前が書いてある場所はそのままだしバレないだろう…。
俺は、Mちゃんがくわえたであろう笛先をこっそり堪能していた。

笛先を交換してから、初めての音楽の授業の時、

Mちゃんが「あれ…?この笛わたしのじゃない!」と叫んだ。

俺は、心臓が止まりそうになった。

「私、笛先の裏にも名前を書いていたの!」とMちゃんは泣き出した。

先生「はい。じゃあ今からちょっとみんなの笛を見せて下さい。」

俺は真っ青になりながら自分のリコーダーを見た。

笛先に名前は書いてなかった。

 

解説

「俺」が笛先を交換する前に、すでに誰かが笛先を交換していた。

つまり、誰だか分からない男の笛先をずっと堪能していた。

 

【第17弾】「意味が分かると怖い話」死ぬほどゾッとする話まとめ(解説付き)「リコーダー」より

 

9.合コン

 

友人に誘われて、合コンに行った時の話。

あんまり期待してもなかったんだけど、
とても話が合う男性に知り合ったんです。
好きな音楽も、好きな映画も、食べ物も何もかも同じで、運命なんじゃないかって思いました。

合コンが終わって、帰り道彼が家まで送ってくれることになって
私の家の方向まで歩いていたんです。

「少し酔っぱらってる?一人で夜道歩かせるの心配だよ。」って、優しい言葉をかけてくれて
彼とはなぜか前から知り合いかのように、帰り道も自然に話が弾みました。

「あ、そろそろだよね?」と彼。

…あれ?家の場所さっき言ったんだっけ?まぁいっか。

「あ、はい。ここで。送って頂きありがとうございます。」
「ううん、また遊ぼうね。良かったら連絡先交換しない?」
「あ、じゃぁ番号言うので電話ください。090-XXXX-XXXX」

プルルルルルル…

着信画面を見てゾッとした

「着信
犯人」

 

解説

彼女はストーカーから嫌がらせを受けていて、その番号を「犯人」と登録していた。
ストーカーだから、家も彼女の趣味もすべてを知っていた。

 

さいごに

意味が分かると怖い話」いかがでしたでしょうか?
これからも、どんどん紹介していくので、下の一覧ページをブックマークしてくださいね!

 

 

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