【第63弾】「意味が分かると怖い話」結末が怖すぎる話まとめました(解説付き)

【意味怖】最新版!意味がわかると怖い話まとめ(解説あり)第63弾。解説を読んだらゾッとすること間違いなし。読むか読まないかはあなた次第です。短編も長編もあります。

執筆者: MI 職業:ライター

 

 

読んだら後悔するかも…

話の本当の意味を知ったら、思わずゾッとしてしまう「怖い話」第63弾。
意味が分かると怖い話 第1弾~第62弾」よりも、更にレベルアップした”ゾッとする話”を届けます!
読むか読まないかはあなた次第です。

 

 

1.ホテルの部屋

 

これは、私が旅行代理店に勤めていた時の話です。 

添乗員として、宿泊ありのツアーに同行することが多々あったのですが、

私が新卒で入社して、初めて添乗員として宿泊ありのツアーに同行した時、

ホテルからは、お客様用の部屋を指定され、その部屋を割り当てるのも私の仕事でした。

そして、それとは別に、添乗員用の部屋もホテル側から指定されていたんです。

 

5年くらい上の先輩と一緒に同行していたのですが、先輩と私は部屋が別で

先輩が片方の部屋を私の部屋に指定してくれました。

先輩と私の部屋は、かなり離れた場所だったので

「色々なお客様にすぐ対応できるように?」「他の部屋より狭いのか?」などと考えていたんです。

 

ホテルについて、先輩と一緒に手続きや仕事を済ませて部屋に帰ろうとした時、

先輩が「ごめん。もしなんかあったらすぐ連絡して。」と言いました。

優しい先輩だなぁと思いました。

 

解説

ホテルに心霊が出る部屋がある場合、添乗員にその部屋が割り当てられることがよくあるらしい。

長く働いている先輩は、心霊が出る部屋を知っていて「私」に割り当てた。

 

2.病室の二人

 

とある病院の入院病棟で、同じ病室で過ごす2人の患者がいた。

2人とも体を自分で動かすことはできない寝たきりの状態だった。

1人は窓側、1人は出口側のベッド。

 

2人は、カーテンで仕切られていたので顔を合わせることもなかったが、

お互いに言葉を交わすことはできた。

 

病室で2人になれば、外の様子を知りたいというベッド側の男に、窓側の男は外の様子を伝えていた。

「桜が咲いています。」「今日は雨が降っています。」

そんなたわいもない会話が2人の支えにもなっていた。

 

ある晩、窓側の男の様態が急変した。

病室には誰もいなく、自分でナースコールもできない状態のようだった。

ドア側の男は、ナースコールに手を伸ばしたが、ふと考えた。

 

「あいつが死ねば、俺は自分の目で窓の外の様子を毎日見れる」

 

そんな悪い感情に流され、寝たふりをして、窓側の男を見殺しにした。

 

窓側の男はそのまま死亡し、

ドア側の男は、念願の窓側のベッドへ移動した。

 

男が窓の外に見たものは、打ちっぱなしのコンクリートの壁だった。

 

解説

窓側の男は、ドア側の男を楽しませるために嘘をついて外の様子を話していた。

 

3.家族の様子

 

殺人犯の男がいた。男は5人の女性を殺した残虐な事件の犯人にも関わらず、

当時未成年だった男は今日釈放された。

 

男は迷惑をかけた家族にできる限りのお詫びをしたいと思っていた。

そして、自分が家族を養いたいと思っていた。

なぜかといえば、自分のせいで家庭ははちゃめちゃになったのだ。

殺人犯の両親となれば、会社をクビになるし、

姉も引きこもりになり学校は中退。

外出もままならない家族は、ずっと家にこもりっぱなしだったそうだ。

たくさんあった貯金も尽きて、ここ最近はほぼ毎日塩と水道水だけの食事だと聞いた。

 

男が、家族が自分のことを恨んでいるはずだと覚悟しながら家に帰ると、

みんな何事もなかったかのように明るく接してくれた。

 

母はテレビを見ながら大笑いして転げてるし、

姉は友達と電話で旅行の予定を楽しそうに話している。

父は、その様子を見ながら焼酎を飲みながら微笑んでいた。

 

(なんだ、聞いた話と違うな。みんな元気そうでよかった。)と男は思った。

 

解説

母はテレビを見ながら大笑いして転げてる⇒テレビはついていない。ただ気が狂っている。

姉は友達と電話で旅行の予定を楽しそうに話している⇒電話は通じていない、もちろん旅行の予定もないし友達もいない。
父は、その様子を見ながら焼酎を飲みながら微笑んでいた⇒焼酎のように水を飲んでいる

 

つまり、全てが狂っている。

 

4.山小屋

 

子供が山で行方不明になる事件が、ここ数年多発していた。

行方不明になった子供たちを捜すために山へ入ると、俺自身が遭難してしまった。

 

そんな時、幸いなことに1つの山小屋を発見した。

小屋には、一人の老婆が住んでいた。

中にいれてもらえることになり、老婆と少し話をしていると、

「もう年なので、かれこれ何年も小屋から出ていない」という。

 

老婆はそう言いながら、気前よく肉が入ったスープをふるまってくれたが、

俺は食べる前に手を止めた。

そしてポケットに隠し持っていたナイフで老婆を刺した。

 

後に彼の行動は間違っていなかったことが分かった。 

 

解説

その老婆は、山で遭難した人を招き入れては食っていた。

そのスープの肉も人肉である可能性が高い。

スープに毒が盛られていて、この男もそのままなら食われていた。

 

5.サウナの男

 

今日も銭湯にやって来た。

〆には、サウナで一汗かくのが俺の日課なのだ。

俺がサウナに入ってすぐくらいに、男が入ってきた。

よし勝負だ。こいつが出るまで俺は出ない。こういった戦いも俺の日課なのだ。

その男は軽く100キロ以上ありそうな、かなり太った男だった。

10分、15分と時間は過ぎていく。

俺もなかなかきつくなってきた。こいつ意外とやるじゃねーか。

やっと20分くらいたったころにその男がフラフラしながら立ち上がった。

よっしゃ!俺はサウナルームの真ん中でガッツポーズをした。

 

目を覚ますと、俺は見慣れない部屋にいた。寝ていたようだ。

見たことのあるオジさんが顔を覗き込んでいた。ああ、番台にいたオジさんだ。

「起きたかい?私が点検に行ったら、君が倒れていたんだよ。ドアにもたれかかるように失神してたんだ。」

どうやら俺は、頑張りすぎて熱中症を起こしていたようだった。

「君みたいなデカイ男を運ぶのは本当に大変だったんだから、これからは気をつけてくれよ?」

俺はオジさんに礼を言って帰った。

 

解説

上段は元からいた男目線、下段は太った男目線。

太った男がずっとドアにもたれかかって倒れていたということは、

最初の男も巻き添えで閉じ込められていた…?

 

6.カウンセリング

 

私はカウンセラーの仕事をしている。

私の元に毎日様々な人がカウンセリングにやって来る。

今日も患者がやって来た。

 

その男は来るなりこう言った。

「先生、これを見てください。」

男は上着を脱ぎ、上半身裸になって見せた。

 

「ん?手形…?」

「はい、そうなんです。胸だけじゃなく全身にあります。」

「これが、どうしたのですか?」

「このアザ、毎日毎日1つずつ増えているんです。」

「…その原因が分からないってことですか?」

「そうなんです、もうこのアザを見るたびに怖くって。」

「誰か、あなたの知人や家族が寝ている間とかにイタズラしているとかは?」

「絶対にありません。なぜなら…」

「…?」

「なぜなら、僕には知人はいません、家族も一緒に住んでいないからです。」

「じゃあ、無意識のうちに自分でつけてしまっているということは?」

「それは無いはずです。先日そう思ったので実験したんです。」

「どんな実験ですか?」

「まずは家の鍵を全て閉めて、手を後ろにして

紐で固く縛ってもらってそのまま寝たんです。

でも翌朝やっぱりアザは増えていました。」

 

私はあることに気づいてしまった。

 

解説

「紐で固く縛ってもらって」

誰もいないと言っているのに、誰かに腕を縛ってもらっている。

 

 

さいごに

意味が分かると怖い話」いかがでしたでしょうか?
これからも、どんどん紹介していくので、下の一覧ページをブックマークしてくださいね!

 

 

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 コラムニスト情報
MI
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