虫歯の治療費を徹底節約!意外と高い歯医者料金を安くするコツ

虫歯治療にかかるお金を節約する方法とは?虫歯の治療費は高いのですが、安くするためにまずは歯の磨き方から見直すべきです。歯医者料金を効率的に節約しましょう。

執筆者: ヨースケ城山 職業:節約アドバイザー
虫歯の治療費を節約したい!歯医者に行くお金を減らすコツ

節約アドバイザーのヨースケ城山です。

 

私は最近まで歯磨きが嫌いでした。

したとしても、1分歯磨きです。

シャカシャカと洗面台の所で適当にブラッシングするだけという適当な歯磨きでした。

 

その結果、なぜか夏ごろになると歯が痛み出して、毎年その時期に歯科に通うことに。

その一通院で支払った治療費は、毎回2万円程。

治療しては、また翌年も同じことを繰り返すということをしてきました。

 

ところが、ある時から家族全員の歯磨きの仕方が変わり、家族全員が歯科通いをすることがなくなりました。

いったい何をしたのかをご説明しましょう。

 

 

4人家族が一生涯に使う歯科医療費は?
厚生労働省が公表しているデータを見てみると…

厚生労働省が集計して公表している「平成25年度 国民医療費の概況」によると、診療種類別にみた場合、1年間の国民歯科医療費は2兆7,368億円となっています。

 

また、年代別の歯科診療医療費では、65歳未満が1万7,900円、65歳以上が3万2,300円となっています。

 

  • 参考資料 厚生労働省Webサイト「平成25年度 国民医療費の概況-結果の概要-4 診療種類別国民医療費/5年齢階級別国民医療費」 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/13/index.html

 

一生涯の歯科医療費を計算してみよう

それでは、中学3年生までは、各自治体の小児医療費助成が適用されると想定して、15歳から歯科通いが始まると仮定して計算してみましょう。

 

  • 65歳までの50年間 ⇒ 1人当たり89万5,000円(1万7,900円 × 50年間)
  • 65歳~85歳まで生きると想定すると ⇒ 20年間で64万6,000円(3万2,300円 × 20年間)

 

合計で、1人当たりの一生涯の歯科医療費は「154万1,000円」です。

 

3割負担で、夫婦子ども分を考えると、総額100万円越え!

こちらは公費負担のない金額ですから、一般的な3割負担として、一生涯では1人当たり自己負担分46万2,300円の歯科医療費がかかっている計算になります。

夫婦で、計算して92万4,600円です。


子どもの歯科医療費を15歳から22歳まで含めると、自己負担分だけで1人 4万2,960円となります。

2人子どもがいると、8万5,920円が上乗せされます。

すると、総額は、「101万520円」と計算されます。

 

4人家族(両親+子ども2人)の場合、一生涯の歯科医療費として100万円以上の金額が支払われていることがうかがえます。

歯医者いらずになった「ながら歯磨き術」とは?
「30分間だらだら磨くだけ」の効果が凄かった!

とくに節約のためにやるようになった訳ではありませんが、いつの間にか、わが家では夜の歯磨きを全員がリビングでやるようになりました。

しかも、ながら歯磨きです。

テレビを見ながら、スマホをいじりながら、本を見ながら、新聞を見ながら、30分位はやっています。

専門的なことはわかりませんが、私もこれが習慣づいてから、3年間は歯医者に行っておりません。

自分でもびっくりしたのですが、以前は必ず歯垢が下の歯の裏側に必ず残っていました。

これが、この3年間全く付かなくなったのです。

 

他の歯も見て見ましたが、歯垢がありません。

意識しているわけではありませんが、30分のブラッシングは相当な効果があったと痛感しています。

 

歯1本あたり1分かける気持ちで

気になって調べて見ると、夜のブラッシングタイムの理想は30分という説があるようです。

また、夜が一番虫歯や歯周病の原因菌が繁殖しやすいことから、夜30分のブラッシングはとても有効であると考えられます。

「なぜ30分もかけるのか?」という疑問もあるかと思いますが、成人の歯は普通上下で28本あります。(親知らずがあれば32本)

1本あたり1分かけるだけで、28分の時間が経ってしまうのです。

 

30分間という時間かけるのは、さほど非合理的ではないことがお分かりいただけるかと思います。

 

●関連コラム

歯科衛生士が解説!意外と知らない正しい歯の磨き方

結果、どれだけの歯科医療費の節約になったのか?
3年間で6万円以上の歯科医療費を節約

この3年間で見ても、家族4人が歯医者に行くことはほとんどありませんでした。

その事から、3年間の節約では6万4,440円、このままいくと仮定して10年で計算したら「21万4,800円」も節約できることがわかりました。

ただ、家族全員があと10年も歯医者に行かないというのは想像がつかないので、あと10年間で15万円位の節約が理想かと思っております。

 

歯の治療は意外と高額!

上述では、平均値で計算をしてみましたが、後で私自身が実際に支払った額を計算してみました。

妻はしっかり者でほとんど歯医者に行くことはありませんが、私の方はずぼらで15歳から今の40歳位までの25年間で100万円以上の歯科医療費がかかっておりました。(本当の話です)

一通院で10万円以上もかかったこともあります。

そんな私が3年間も歯医者に行っていないなんて、これ以上の節約は考えられません。

あのまま過ごしていたら、3年間でまた10万円以上損していたかもしれません。

正しい歯磨き方法を行えば、歯医者の料金を節約できる

歯磨きの仕方は人それぞれですが、ただ習慣が変わるだけでこんなにも変化があるものかと驚いています。

このながら磨き、本当に効果があります。

ブラッシング嫌いの方も、この方法なら無理なく習慣化できるのではないでしょうか。

 

私は面倒くさがり屋なので、やり方も丁寧ではなく、適当にすべての歯をブラッシングしているだけです。

時間をかけるので、すべての歯にブラシが当たり、綺麗になるのだと思っています。
丁寧な人なら10分で充分かもしれません。

歯の健康にも良く、歯科医療費の節約にもつながることですので、参考にしていただけたら幸いです。

 
 コラムニスト情報
ヨースケ城山
性別:男性  |   職業:節約アドバイザー

社会保険労務士合格者

ファイナンシャルプランナー

住宅ローンアドバイザー

年金アドバイザー

1973年生まれ。大学卒業後、商売の基本を学ぶため大手100円ショップに入社。1円単位の原価計算の重みを知る。その後、大手スーパーに転職し、値引きやタイムセールを担当。リアルな現場での駆け引きや相場観を養う。またその手腕により東京地区エリアマネージャーとなり、新人採用を年間4000人担当した。

著書「給料そのままで月5万円節約作戦!!」の中では固定費の削減を中心に
ラクして貯めるをモットーに活動している。

ブログでいつも取り上げているテーマは節約全般、社会保険労務士試験 住宅ローン 労働問題 ブラック企業 障害年金 40代の転職 出版について 潜在貯蓄 教育についてなどになります。興味がある方は是非ブログも覗いてみてください。

著書は『給料そのままで「月5万円」節約作戦!』(ごま書房新社)。本の内容は、『らくらく貯蓄術。住宅ローン地獄に落ちない為の家計防衛のススメ。』
http://kotukotushinai.jimdo.com/
にもまとめられている。

ブログ『節約アドバイザー ヨースケ城山ブログ』http://ameblo.jp/yousukeshiroyama
では、節約だけではなく転職活動、著書、社労士、FPのことを配信中。

【著書】
2012年 給料そのままで「月5万円」節約作戦【ごま書房新社】より発売
2015年 給料そのままで「月5万円」節約作戦がkindle化されました。
2015年 「kindle無料キャンペーン」でベストセラーランキング1位を獲得して販売につなげる方法 発売。
2016年 給料そのままで「月5万円」節約作戦 増補改訂版発売
2016年 「子供の教育費は削りなさい!」奨学金利用者50%以上時代の新教育費計画発売
2017年 給料そのままで「月5万円」節約作戦 増補改訂2版発売
2017年 老後資金は49.9歳までに貯め始めなさい!: 私の老後に必要な資金は2164万円です あなたの金額は? 発売
2017年 人生の3大支出「住宅」「教育」「老後」を節約しなさい!お金の裏技3冊セット: この3つを節約すれば他の節約は不要!発売

 

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