胃腸の調子を整え、食べ過ぎを予防する「アロマヨガ」やり方を紹介。ヨガと精油の相乗効果で、すっきりリラックスできて、ダイエットにも有効なのが嬉しい!
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
みなさん、「甘いものは別腹」「食欲がなかったはずなのに、気づいたら食べ過ぎていた」など、ついつい食べ過ぎてしまうことはありませんか?
今回は、胃腸の調子を整えて食べ過ぎを予防するアロマヨガ(ヨガ × アロマテラピー)をご紹介します。
そもそもなぜ、食べ過ぎてしまうのでしょう。
私たちの食欲中枢は、脳の中で感情を司る部分の近くにあり、ストレスの影響を受けやすいと言われています。
また、胃腸の働きが正常でないと、食べ過ぎてしまいます。
ですから、ストレスを軽減し、自律神経の働き・胃腸の調子を正常に整えることが、食べ過ぎ予防に繋がります。
ヨガとアロマテラピーには、それぞれ身体に働きかけて、食欲を落ち着かせることがありますが、アロマヨガとしてそれらを併用すると、さらに心地よく相乗効果を発揮します。
では、まずアロマオイルの選び方を見ていきましょう。
アロマオイルは、植物から抽出した香りの成分を多く含みますが、製品によっては人工的に石油を加工して作られるものもあります。
その中で「精油(エッセンシャルオイル)」と記載されているものは、植物由来で質の高さが保証されています。
ですから、身体にいいものを選びたいなら、精油(エッセンシャルオイル)を選びましょう。
なお、胃腸の調子を整え、気分をすっきりさせたいときには「ペパーミント」の精油がお勧めです。
香りは嗅いで0.2秒で脳に届き、思考を挟まずに働きかけるので、ストレス解消や胃腸の調子を整えるなどの効能をダイレクトに感じやすいでしょう。
精油の原液を使用できると記載していないものは、1%程度に希釈して使います。
スプレーする場合は水に、肌に刷り込む場合はココナッツオイルなど(アレルギーがないか確認しましょう)に垂らして混ぜます。
お腹回りや首筋・手足にスプレー、もしくは刷り込んで、マッサージしてみましょう。
香りを楽しみながら、胃腸の調子を整えてすっきりさせるヨガポーズをご紹介します。
胃の調子を整える経絡を伸ばし、刺激を与えます。
1. 両足を割り座にして座ります。
厳しい場合は片足ずつ、もしくは正座やあぐらでも構いません。
2. 両手を後ろにつき、少しずつ上体を後ろへ倒していきます。
3. ももの前からお腹が気持ち良く伸びると感じるところまで体を倒したら、ゆっくりと深い呼吸を繰り返します。
4. ももの突っぱり感が和らいだら、ゆっくりと上体を起こします。
背骨を調整することで自律神経の働きを整え、胃腸の調子を良くします。
1. 仰向けになり、息を吸いながら右膝を曲げて左手で持ち、息を吐きながら膝を左側へ倒して右を向きます。
このとき右腕は肩の横へと伸ばします。
2. 右腕と右脚が重たいイメージで、リラックスして呼吸を繰り返します。
3. 肩や腰の張りが和らいだら、息を吸いながらゆっくりと元に戻します。
4. 逆も同様に行います。
精油の香りをお腹いっぱい鼻から取り入れ、それが脳に伝わるルートと、お腹に刷り込んだ精油成分が肌から血中に取り入れられるルートで、ヨガの刺激との相乗効果を促します。
すっきりとリラックスして、適量食べて胃腸が満足する正常な状態に導くでしょう。
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