バリ島のカラフル蒸しカップケーキ!祭りや宗教儀式で使われるお菓子「アプン・マンコッ」とは
こんにちは、バリ島現地ライターのKIKOです。
神々の島として知られるバリ島は、毎日どこかでお祭りや宗教儀式が行われています。
お祭りといっても、縁日や屋台というようなものではなく、バリ・ヒンドゥー教の神様に対しての厳粛なものです。
参加出来るのはバリ・ヒンドゥー教徒のみです。
バリ・ヒンドゥー教徒の女性は、毎日チャナンと呼ばれるヤシやバナナで作られたお供え物を作り、お花やお香と共に神様に朝夕お祈りを捧げます。
そして、暦上で宗教的に重要とされるときには、チャナンだけでなくたくさんの種類のお菓子が用意されます。
このときに欠かせないのが、アプン・マンコッ(apem mangkok)と呼ばれる、カラフルなカップケーキなのです。

アプン・マンコッは、鮮やかに色付けをされた蒸しカップケーキです。
目を引くのは、日本ではまず見かけることのない、鮮やかな赤、ピンク、緑のカラフルなルックスです。
これは味がどうのというよりも、お供え用として見た目が美しいことが第一の条件です。
目の覚めるような色が付けられています。
絵の具のようなカラーは試すのに勇気が要りそうですが、実は中には合成着色料を使わずに、自然を原料として色付けされている物もあります。
バリ島のマーケットであればどこでも売られており、1個大体Rp1,500(約13円)ほどで購入することが出来ます。

アプン・マンコッをはじめとするお供え物は、お祈りが終わると食べて良いとされています。
これをルンスラン(Lungsuran)といい、日本の直会の宴と同じものだと考えれば良いでしょう。
大きなお祭りや行事ごとの後には、皆で集まって食べる場合もありますし、お供え物のお下がりとして自宅に持ち帰って食べても構いません。
宗教行事の後には、ルンスランのご馳走がたくさんあります。
皆で食べるのも、お祈りやお祭りの楽しみの一つなのですよ。

さてこのアプン・マンコッ、味は「甘い」の一言に尽きます。
インドネシア料理は総じて食べ物の味付けが濃く、辛い物はとことん辛く、そして甘い物もとことん甘く作られています。
アプン・マンコッも、一体どれだけ砂糖を入れたのだというくらい甘く作られています。
全体的な味も、私達が知っているカップケーキとは大分違います。
しかし、不味くて食べられないというものではなく、東南アジア特有の、独特な甘さという感じでしょうか。
そして意外にも、食べ慣れてくると、その不思議な甘さが癖になり、朝食やおやつ、軽食として食べることが出来ますし、苦いコーヒーやお茶にとても合うのですよ。
カップケーキは価格も低めで、気軽に試すことが出来ます。
旅先で色々試してみるのも楽しいと思います。
バリ島のカップケーキ、アプン・マンコッは、マーケットからスーパー、観光街の露天など、どこでも販売されています。
是非一度試してみて下さいね。
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フリーランスライター / 通訳 / 翻訳
留学と旅行で世界各地を回り、辿り着いたのはインドネシア・バリ島。
医学情報サービス会社で企画原稿のライティングを経験、
Webコンサルティング会社でインターネット広告ライティングを担当し
現在はコピーライティング、ポータルサイトのライティング、ウェブメディアのコラムなどを執筆。
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