「要介護」と「要支援」の違いは?介護ケアプランの作成手順を解説
こんにちは。ベストウェイケアアカデミーの馬淵敦士と申します。
前回は、認定結果が出たところまでお話を進めてきました。
認定結果には7種類(非該当を含めると8種類)あります。
その中で大きな違いが「要介護」と「要支援」。
今日はその違いについてお話から進めていきます。
「要介護」と「要支援」では、ケアプランを立てる場所が違う、というのは前回お話をいたしましたが、それ以外にも違う点がいくつかありますので見ていきましょう。
介護保険施設には、要支援の認定を受けた人は入所できません。
「え?うちの近所のおばあちゃんは老人ホームに入所しているよ?」という方もいらっしゃるかもしれません。
ここで言う「介護保険施設」というのは、「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「介護療養型医療施設」を指します。
なので、いわゆる「有料老人ホーム」に関しては、要支援者でも入所できます。
要支援の方が入所したいとおっしゃった場合は、気をつけてくださいね。
要支援者が使えないサービス、それが「地域密着型サービス」の一部にあります。
「地域密着型サービス」の詳細に関してはまた別の機会にお話をしますが、要支援認定を受けた人というのは比較的軽度であると認識されているため、重度の方が対象となるようなサービスは使えない、というように覚えていてください。
とはいえ、このあたりはケアプランを担当してくれている方が分かっているので、過度に意識することはないと思います。

さて、要介護と要支援の違いが分かったところで、いよいよケアプラン作成に向けて進んでいきましょう。
今回は、要介護認定を受け、近所にあるケアプランセンターにお願いをしたという形からスタートしていきましょう。
ちなみに、今回ケアプランを作成していく流れを「ケアマネジメント」と呼んでいます。
実際のケアマネジメントは、ケアプランを作成して終わり、ではないのですが、それは後々お話をしていきますのでお楽しみに。
まず、ケアプランセンターに所属する介護支援専門員(以下、ケアマネジャーと呼びます)が、必ず訪問してくれます。
自宅にいるなら自宅、入院中なら病院と、当然利用者さんと面接をしなければならないため、利用者さんがいる場所へ来てくれます。
そうです!
ケアプランは「家族のため」「ケアマネジャーさんのため」に作るのではなく、「利用者さんのため」に作るものなのです。
ですから、必ず顔を合わせてからケアプラン作成を行っていきます。
なぜ、利用者さんと顔を合わせなければならないのか、それは、利用者さんの状態を正しく知ることと、利用者さんから情報を聞くこと、そしてこれからの生活を整えていくためにどのようにしたいのか、そして何が必要なのかを正しく知るためです。
これらを「課題分析」(アセスメント)といいます。
これは、ケアプランを作成する中で非常に重要なプロセスになります。
ケアマネージャーと協力をしてケアプラン作成までの流れを説明しました。
次回は、このアセスメントについてお話を進めていきたいと思います。
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はじめまして。
大阪府豊中市でかいごの学校をしております、ベストウェイケアアカデミーの馬淵敦士と申します。
主として介護系受験対策講座の講師などで呼ばれたところへ飛んでおります。
また、教育分野をより深く探求するため、現在奈良教育大学大学院教育学研究科へ所属しております。
所属学会:日本児童青年精神医学会
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