鉄分を効率よく補給するには?貧血の原因別改善・食事方法 (2/2)

執筆者: 高田 彰人 職業:理学療法士、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

貧血の競技パフォーマンスへの影響

男子競技者のヘモグロビンが14g/dlから12 g/dlまで低下すると、5,000m走で1~2分程度記録が低下するといわれています1)

 

 

また、血中ヘモグロビンと最大酸素摂取量は相関するという報告があり、これによると貧血の予防・治療にて貧血が改善した場合にはヘモグロビン値が上昇し、最大酸素摂取量が増大するといわれています2


つまり、心肺持久力が亢進し、競技パフォーマンスの向上が期待できます。

おわりに

貧血には様々な原因があり、「ただめまいがするから鉄分のサプリメントを摂る」というだけでは対処できていないことが多いです。

しっかりと医療機関に受診し、貧血傾向がないかどうか調べてみるといいかもしれません。

もし貧血の傾向があった場合、その原因に対して対処することでスポーツパフォーマンスを効果的に向上させることができるでしょう。

参考文献:
1)川原貴:スポーツと貧血.日本医師会雑誌106:1086-1088,1991.
2)Joyner MJ:VO2MAX,blood doping and erythropoietin.Bj J Sports Med37:190-191,2003.
3)赤間高雄ら:スポーツ選手の貧血治療に関する一考察.臨床スポーツ医学12:579-582,1995.

 
 コラムニスト情報
高田 彰人
性別:男性  |   職業:理学療法士、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

【資格】
理学療法士
認定理学療法士(スポーツ理学療法)
日本体育協会公認アスレティックトレーナー
日本コアコンディショニング協会マスタートレーナー

【トレーナー活動歴】
土浦日本大学高等学校
茨城県立取手松陽高等学校 男子バスケットボール部
茨城県立取手第二高等学校 男子バスケットボール部 
茨城県少年男子国体バスケットボールチーム
車椅子バスケットボール 日本代表選手

【研究分野】
体幹機能
バスケットボールの障害
足関節捻挫
疲労骨折
肉離れ

【所属学会】
日本理学療法士協会
日本整形外科スポーツ医学会
日本臨床スポーツ医学会
日本コアコンディショニング協会

【コンセプト】
①監督‐選手‐トレーナーの共通理解の徹底化
②トレーニングと障害予防の融合
③アウターマッスルとインナーマッスルの共同

【トレーナー目標】
日本が世界では通用しないと思われているスポーツ分野の底上げ

【ブログ】
バスケ選手のためのトレーニング理論
http://ameblo.jp/arinco-power55/

【アドレス】
g.torini.9@gmail.com

 
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