花粉症時期のスキンケアはシンプルに。皮膚炎に効果的なお手入れ方法

職業:スキンケアカウンセラー
はじめに

こんにちは、スキンケアカウンセラーの松原好克です。

 

今回は、実際、花粉による肌トラブルが現れてしまった場合の対処方法について、より詳しくご紹介します。

 

花粉症皮膚炎の対処法
早めに皮膚科に

日常生活や仕事に支障を来たすレベルであれば、早目に皮膚科を受診してください。

医師より処方していただいた塗り薬や飲み薬の服用を続けながら、花粉の飛散が治まるのを待ちましょう。

 

化粧はシンプルに

また、花粉症皮膚炎を起こしている肌は敏感になっているため、多種類の化粧品を併用することは避けるべきです。


皮膚というのは、複雑な化学構造になっているものほどかぶれやすいという特徴があるため、できるならば、成分構成が単純なワセリン(薬局で手に入ります)のみを薄く塗る程度がベターです。

 

パウダー化粧品がお勧め

なお、メイクアップ化粧品は、肌への負担が少ないルースパウダー(粉白粉)か、パウダーファンデーションにしましょう。

 

 

リキッドやクリームタイプのファンデーションは、界面活性剤や防腐剤などの添加物が多く配合されているため、皮膚炎を起こしている肌には不向きです。

 

かゆくても掻かない

痒みを伴う場合は、できるだけ掻かないようにしてください。


皆さんもご経験があると思いますが、虫刺され・湿疹・目などの痒みは、一度掻くと痒みが増していき、掻かないといられなくなります。


これは、掻くことで余計に神経が刺激され、連鎖敏感反応が起こるためです。

 

掻かずに紛らす工夫

痒みは、我慢できない皮膚感覚の一つなので、掻きたいお気持ちはよく分かりますが、軽く叩いたり冷やしたりして、紛らす工夫が必要です。

 

花粉症副次被害の対処法

水仕事をされている人はご承知だと思いますが、冬に起こる手荒れやアカギレは、ハンドクリームなどで症状を緩和することができても、最終的には春にならないと自然に治まることはありません。

それと一緒で、花粉症状によるマスクやティッシュでの肌荒れ、吹き出物やニキビは、花粉の季節が終わるまでは、イタチごっこだと心得ましょう。


その日の花粉症状に応じて肌の調子も違うため、一進一退を繰り返すことが多いのです。

 

バリア機能をサポートする化粧品を

付ける化粧品は、バリア機能(肌を刺激から守る働き)をサポートする保湿成分(セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン・ナイアシンアミドなど)が配合された美容液やクリームが良いです。

 

 

なるべく、成分内容がシンプルで、サラッとしたタイプのものがベストで、肌荒れを起こしている部位は、複数の化粧品をあれこれ付けすぎないこと。


症状がひどい場合は、化粧品は避けて、肌当たりの優しいワセリン(薬局で手に入ります)を薄く塗布しましょう。

 

吹き出物やニキビが悪化した場合

朝晩の洗顔で、雑菌や汚れを適度にリセットすることです。

 

 

ウェットティッシュやデオドラントシートはNG

よく、洗顔代わりに、ウェットティッシュやデオドラントシートを活用する人がおられますが、防カビ剤が含まれていることが多いため、荒れた顔肌にはお勧めできません。

ビタミンC誘導体入り化粧水でお手入れ

洗顔後には、ビタミンC誘導体(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na・3-O-エチルアスコルビン酸・リン酸アスコルビルMg・アスコルビルリン酸Naなど)入りの化粧水を、積極的に取り入れましょう。

 

鼻炎薬をうまく使う

症状が悪化の一途を辿っている場合は、耳鼻科や市販の鼻炎薬の常用で花粉症状(くしゃみや鼻水)を緩和し、マスクやティッシュの稼働率を下げる必要があります。

 

 

おわりに

花粉症は、人によって個人差があり、症状の内容や度合いも十人十色です。
いかに、ご自身の症状に則したケアを実践できるかということが、分かれ道になります。

このコラムが、花粉の季節を快適に乗り切るための、お役に立てれば幸いです。