透き通ったおいしいアイスティーの入れ方レシピ -ティーバッグを使ったオン・ザ・ロックス、冷やし紅茶、水出し紅茶方式の作り方-
ジメジメとした梅雨の季節や暑い夏には、ついつい清涼飲料水に手が行きがちです。
しかし、本当に喉の渇きを癒し、水分補給するにはアイスティがぴったりなのです。
砂糖なしでも美味しく飲める、体にも嬉しい健康飲料です。
今回は、透明感溢れるアイスティの3つの作り方を紹介します。
こちらは作り立てでいただけるので、香りも高く一番美味しい作り方です。
まずはホットティを作ります。
美味しいホットティの作り方は、こちらのコラムで紹介しています。
今回も、この《ファイブ・ゴールデン・ルール》に従ってポイントを説明します。
1. Use good quality tea
2. Warm the tea pot
3. Measure your tea
4. Use freshly boiling water
5. Allow time to brew
アイスティ用の茶葉は特別にありません。
しかし、くせのないセイロン産茶やフルーツの香りが付けられた着香茶、例えばアールグレイやアップルティなどがお勧めです。
ハーブティでは、ミントティやローズヒップティなどは、アイスティにしても美味しいです。
セイロン産でもウバ茶やインドアッサム茶などはコク味が有り過ぎる紅茶ですので、まずは止めておきます。
またインドダージリン茶も、基本的には熱いほうが香りを楽しめますので一応避けます。
特にアイスティを作る時はティーバッグが扱いやすく楽で便利です。
ティーバッグで作ることを想定して話を進めます。
こちらも、まずはホットティを作るため、とても大切です。
必ず実践して下さい。
ティーバッグは1袋1杯分です。
最低2杯が基本ですので2袋使用します。
後は、杯数分に応じて袋数を増やしましょう。
新鮮な汲み立ての水道水を沸騰させます。
アイスティの場合は、倍の濃さのホットティをまず作りますが、これは簡単です。
熱湯の量を通常の半分にすれば良いのです。
例えば2袋使用してポットで2杯分抽出する場合、本来でしたら300mlですが、150mlの熱湯を注ぎます。
前回までのコラムで、一定時間蒸らすのが大事であると、時間の目安をそれぞれお話いたしました。
ストレートティの1分30秒を目安にし、少し短め(1分~1分30秒弱)でもOKです。
ティーバッグは、待ち時間が終わった際に前後左右に何回か振ってからポットの縁で湯を切り、取り出します。
別のガラスサーバーの氷を沢山入れておき、そこに一気に抽出した紅茶を注ぎます。
氷が解けて、ちょうど良い分量のアイスティが出来上がります。
コップに注いで、氷を2個入れて召し上がって下さい。
これは《ファイブ・ゴールデン・ルール》に従って普通のホットティを作ります。
ガラスサーバーで抽出するのが良いでしょう。
それを水の入った器(ボウルなど)に入れて冷まします。
冷めたらガラスサーバーごと冷蔵庫に入れて冷やしましょう。
冷蔵庫から出してコップに注ぎ、氷を2個入れて飲みます。
香りが弱くなってますが飲みやすいアイスティの完成です。
例として1リットル用(約7杯分)のサーバーで作ります。
まずは、ポットに杯数分(本来7袋ですが、5袋程度でOK)のティーバッグを熱湯に浸します。
ティーバッグがしっかり浸かる程度の熱湯で良いです。
最低5分はそのままにしておきます。
30分程でもかまいません。
そのティーバッグと紅茶液をすべて1リットル用のサーバーに移し、1リットルの目盛まで水を注ぎます。
水は、純水かアルカリイオン水あたりが良いでしょう。
夏の時期の生の水道水は一応避けて下さい。
ミネラルウォーターも、ミネラル分が抽出の邪魔になりますので止めましょう。
冷蔵庫で冷やしますが、飲む時はサーバーの紅茶液を良く混ぜてコップに注ぎ、氷2個を入れます。
ティーバッグはそのまま入れっぱなしにしても渋くなりません。
香りが弱いですが、すっきりとした飲みやすいアイスティに仕上がります。
アイスティを色々なガラスコップに注げばそれだけで楽しくなりますね。
氷は2個入れてください。氷がぶつかり、涼しい音が聞こえてきます。
1個だと氷の音がしません。逆に沢山入れると、氷が溶けたら水っぽくなってしまいます。
これからの時期を健康にそして快適に過ごすため、アイスティを取り入れてみましょう!
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長年大手紅茶会社勤務。紅茶専門店勤務(大阪・名古屋)経験有。
2012年から独立し、大手紅茶会社時代の仲間が立ち上げた紅茶ブランドRegent Garden Tea と Royal Walton Tea で紅茶教室・ティーサービス実施。またそのブランド紅茶を委託販売。
活動地区は東海(愛知県、岐阜県、三重県)と北陸(石川県、福井県、富山県)
ブログ名【紅茶雑館】http://morikawa201205.blog.fc2.com/
*ブログは毎日UPしています。
ホームページ【紅茶館M's tearoom】http://morikawa201208.jimdo.com/
*紅茶活動全体が判ります。
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