初心者向けの基本フォーム!正しいギターの構え方(立ち・座り)と、ピックの持ち方

執筆者: 日高 康二郎 職業:ギター講師 ギター教室代表
はじめに

こんにちは。

ギター教室フレーヴォミュージックの日高です。

 

前回、練習を始めるにあたっての最初の注意点を説明しました。
今回は、ギターの構え方や指のフォームなどを説明していきたいと思います。

 

座ってギターを弾く時の構え方

ギターの構え方に決まりはないのですが、一般的に使われているフォームを説明してみたいと思います。

 

座りの姿勢

まずは座っている場合。

クラシック以外の構え方は、基本的に右足にギターを乗せます。

椅子の高さなどにもよりますが、右足は足を組むか足台を使うなどして、少し高くしたほうが弾きやすいです。

 

ネックが下がらないように、平行か、ややネックが上に向いているよう心掛けましょう。

右ひじはボディのサイドに置く感じです。


 

左手は軽く触れるだけ

左手でギターを支えないように注意しましょう。

左手でギターを支えていると、左右に動きにくくなるためです。


左手がギターに軽く触れている場合もありますが、あくまで左手の安定のために軽く触れているだけで、ギターを支えてはいないので注意して下さい。


クラシックギターは足台を使って左足を高くし、左足にギターを乗せるスタイルが一般的です。

また、ギターレストなどを使って、足を上げずにギターを安定させる方法もありますので、気になる方は試してみて下さい。

 

立って弾く時の構え方

次に立っている場合です。

エレキかアコギかによって若干違いますが、大体ボディの中心がおへそ辺りに来るのが基本的な位置です。

ロックなどでは、下げて構えたほうがカッコ良いのですが、弾くのは難しくなるので最初はお勧めしません。

 

弾けるようになったらルックス重視でも良いと思います。
ボディは身体の前ではなく、身体の右側に付けるようにして、斜めに角度を取って構えるのが一般的です。

特にエレキの場合、斜めにした方がハイフレットが弾きやすくなります。

 

 

ピックの持ち方

ピックを持って演奏する場合は、右手の親指と人差し指で挟むのが一般的です。

稀に中指と親指でピックを持つ人もいます。

 

中指で持つのは実はとても理に適っているのですが、上級者はピック+指というフレーズも弾くことがあるので、中指持ちはこの場合不利になることは覚えておきましょう。


人差し指で持つ場合も、人差し指をピックの先の方向に伸ばす人と、曲げて握り込む人がいます。

握り込んだ方が回りにくいのですが、後々を考えると、人差し指を伸ばして持つフォームを基本にすることを個人的にはお勧めします。

回ってしまうという問題は、きちんとしたストロークを身に付ければほとんど解決します。

 

 

おわりに

ここまで、ギターの構え・ピックを持つところまで説明しました。

後は右手、左手のフォームの説明です。

ここは少し長くなりそうなので、次回のコラムで説明したいと思います。 

 
 コラムニスト情報
日高 康二郎
性別:男性  |   現在地:福岡県福岡市中央区  |   職業:ギター講師 ギター教室代表

はじめまして。福岡にてフレーヴォミュージックというギター教室をやっています。

こちらのコラムで、特に初心者の方の疑問を解決できるようなコラムを書いていきたいと思っています。

ギター教室の詳細、お問い合わせはこちらから。http://www.frevo-music.com/