入学・入園式に。リボンとお花を使った、手作りコサージュの作り方

執筆者: 甚野裕恵 職業:プリザーブドフラワー・アーティフィシャルフラワー講師
はじめに

もうすぐ卒園・卒業・入園・入学シーズンですね。
「ママの服装はどうしよう」と悩まれる方は多いのではないでしょうか?

無難な黒のスーツでも、卒園・入学の使い回しのフォーマルでも、華やかに見えるコサージュ作りをご紹介します。

 

コサージュ作りに必要なもの・選び方

コサージュ作りに必要なものを紹介します。

最低限必要なもの、あると便利なものを取り上げていますので、なければ代用品でも作れます。

 

金具

金具には、色々な種類があります。

代表的な4種類をご紹介します。

 

  • 台付ダブルピン

台の部分に直接飾りを貼ることができます。

ピンとクリップがついているので、コサージュや髪飾りとしても使えます。

 

  • ブートニアピン

結婚式のブートニアなどによく使われるピンです。よりフォーマルな印象です。
衣服をあまり傷めることなく、しっかりと留めることができます。

 

  • ブローチピン

縫い付けるタイプのピンです。リボンなどと一緒に巻き付けて固定することもできます。

 

  • ヘアクリップ

髪用のクリップですが、ポケットやラペルに挟められる場合など、代用することができます。

 

左から、台付ダブルピン・ブートニアピン・ブローチピン・ヘアクリップ

お花
お花は、プリザーブドフラワーですと、より自然に生花に近い仕上がりとなります。

アーティフィシャルフラワーは、使い勝手が良いですが、物によってはプリザーブドフラワーより高くついてしまうこともあります。

コサージュ用として販売されているお花もあり、土台に貼るだけで簡単にコサージュを作ることもできます。

 

 

リボン・ピックなどの装飾品

リボンは、オーガンジーやレースのもの、細いリボンなどが主張しすぎず取り入れやすいです。

 

 

パールやファーなど入れても華やかになります。

 

 

その他の道具
  • グルーガン

土台に貼り付けたりするときに使います。

 

  • ワイヤー

ピックや茎を作るときに使用します。

 

  • フローラルテープ

ワイヤーをまとめたりするときに使います。

 

コサージュの作り方

作り方は、とても簡単です。

いろいろな作り方があると思いますが、ここでは基本の作り方をご紹介します。

 

下準備

茎の短いものやリボンなどは、ワイヤーでピック状にします。

フローラルテープを巻くとまとまりやすくなります。

 

 

組み合わせる

下準備したものを束ねます。

 

180度展開になるように束ねましょう。
背面までしっかり作ることで、安定感のあるコサージュになります。

 


束ねた茎は、長さを揃えリボンで巻きます。

 

ナチュラル感を出したい場合は、茎をリボンで巻かずに、そのままでも構いません。
その場合、ワイヤーをグリーンのテープなどで巻くなどし、見えないようにしましょう。

 

金具を付ける

最後に金具を付けて完成です。

 

 

応用編

束ねて作るコサージュを紹介しましたが、台座のあるピンを使い、直接付けることもできます。

ラメの入ったお花や、花芯をビーズに変えるだけでも、華やかなコサージュになります。 

 

 

おわりに

市販のコサージュで、サイズや色など、自分にピッタリのものを探すとなると、なかなか大変かもしれません。

お花やリボンなら、手に入れやすく簡単に作れますし、使い終わった後もほどいて違うものにアレンジもできます。
お子様とおそろいのコサージュも素敵かもしれませんね。

簡単に作れるコサージュ、ぜひ試してみてくださいね。

 
 コラムニスト情報
甚野裕恵
性別:女性  |   現在地:千葉県船橋市  |   職業:プリザーブドフラワー・アーティフィシャルフラワー講師

千葉県船橋市の自宅にてプリザーブドフラワー&アーティフィシャルフラワースクール『アトリエ咲』を主宰しております。
『日々の生活に彩りを』をモットーに、乙女ゴコロをくすぐるフラワー雑貨やアレンジメント、リース、ブーケなどの販売やレッスンをしております。

フラワーエデュケーションジャパン(FEJ)ライセンススクール
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フルリール販売代理店
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