香港からフェリーでマカオへ!日帰り観光で使える「フェリーターミナル」でのフェリーの乗り方 (1/2)

執筆者: かょるーん
はじめに

1999年12月、香港と同様に中華人民共和国の特別行政区となったマカオ
2005年には「マカオ歴史市街地区」として、合計30の歴史的建造物と広場が世界遺産に登録された事で、ますます知名度が上がりました。

 

日本のテレビ番組でもよく取り上げられるようになり「聖ポール天主堂跡」など、目にした事のある方も多いはずです。

 

 

香港から程近いマカオ

香港からは西に約60km離れた場所に位置し、毎日多く運行されている高速船(フェリー)に乗ると、たったの1時間程で訪れる事が出来ます。

 

面積は約30㎢ほど、東京・世田谷区の約半分という小さな国の中には、沢山の魅力がギュッと詰まっています。

 

香港からマカオへ行くフェリーターミナルの場所
香港島上環(ションワン)、信徳中心にある港澳碼頭(こうおうまとう)

MTR(地下鉄)港島線、上環駅D出口より直結しており24時間営業している運航会社もあり、便数・利用者ともに、最も多いフェリーターミナルです。

 

九龍半島・尖沙咀(チムサーチョイ)、中港城にある中國客運碼頭(チャイナフェリーターミナル )

MTR荃灣線、尖沙咀駅A1出口より九龍公園を抜け、徒歩約10分。
またはMTR西鉄線、柯士甸駅F出口より地下通路を経由して、南へ徒歩約5分。

こちらのフェリーターミナルでは、マカオ以外に中国の珠海(ジュハイ)などへ行く船も運航しています。

香港国際空港にある、海天客運碼頭(ハイチフェリーターミナル)

香港国際空港に到着してから、直接マカオへ行きたい場合には到着フロアにあるフェリー乗り継ぎ窓口でチケットを購入し、乗船出来ます。

 

フェリーのチェックインカウンターは5階のあり、1〜2時間に1本と本数に限りがあるのでご注意下さい。

 

香港〜マカオ間のフェリー運航会社と、マカオ側のフェリーターミナル

30分~1時間に1本ほど運航しています。  

 

ターボジェット(噴射飛航)

 

主に、マカオ半島の外港客運碼頭行きです。
http://www.turbojet.com.hk/jp/

コタイジェット(路氹金光飛航)

 

主に、タイパ島の氹仔客運碼頭行きです。
http://www.cotaiwaterjet.com/index.html

チケットの買い方

現地の旅行会社の支店でも購入出来ますが、各フェリーターミナルにある窓口、または各社の上記ウェブサイトで購入するのが一般的です。

 

予約画面は簡単な英語、または中国語で、出発日の90日前より購入出来ます。

 

混雑に注意!

週末や連休中はフェリーが特に混み合う為、前日までに片道(香港→マカオ)だけでも購入しておくと安心かもしれません。


時期によるとは思いますが、これまでの経験上では、マカオ→香港の復路チケットの事前購入無しでも、何時間も待たないとフェリーに乗れないという状況はありませんでした。

チケットの引換または購入が済んだら
ここで、必ず「パスポート」の確認

船と言えども国際船です。
出国審査・入国審査を受ける為にパスポートが必携になります。

オンラインで事前購入した方は、窓口でチケットの引換

窓口で直接購入された方も、チケットを受け取ったら“購入したフェリーの日時、行き先”を改めてよく確認し、各運航会社の入口(ゲート)へ向かいましょう。

 

  • どんなに遅くとも出発時刻の30~40分前までにはチケットの引換または購入を終え、ゲートへ向かって下さい。(チケットの取扱窓口とゲートは、同じ階にあります)
  • 飛行機の国際線に乗るときほど早く、ゲートを通る必要はありませんが、この後に控えている、香港の出国審査の窓口が混み合う事もありますので、出来るだけ余裕を持って行動しましょう。


このゲートでは、手作業で係りの方がチケットにシールを貼ってくれます。
これがフェリーの座席番号です。

 

 

 

 
 コラムニスト情報
かょるーん
性別:女性  |   現在地:海外  |  

香港在住歴2年半の主婦、かょるーんです。
日々の生活の中で、気になるコト・モノがあれば
香港の交通網を駆使して色々な場所へ足を運んでみたり、自ら試してみるなどして、
日々発見する事を楽しんでいます。

ブログ「かょるーむ。香港むこいさーい♪」
http://ameblo.jp/kayoringo24/