月に願い事をするタイミングは?願い事が叶うおまじないのポイント
月の神秘の力を借りて願い事を叶えるには?チャンスは満月・下弦の月・新月のタイミングで、1ヶ月に3回。ムーンパワーを活用してみましょう。
月は、古くから多くの民族にとって信仰の対象でした。
美しさに見とれるだけでなく、神的な「特別な存在」でもあったのですね。
月に願い事をする風習は各地にあり、どうやら適したタイミングがあるのだそう。
月の神秘の力に波動を合わせれば、ひょっとして願いが叶うかもしれません。
月は、「夜の太陽」などともいわれる、何とも魅惑的な存在。
満月の日には、日没と同時に東の空へ昇ってきます。
満月の明るさといえば、その光で本が読めるほど。
月は、太陽の持つ力の代替え的な役割も担ってきました。
そのため、月は世界各地で豊穣を願うシンボルでもあったのです。
また、満ち欠けによるバイオリズムは、生物にも大きな影響があります。
月は、新月の眠りから醒めて日ごと成長し、満ちて満月になるのです。
願い事は、そう考えるだけでも叶いそうな気もしますよね。
大日如来に通じる密教では、「月輪観(がちりんかん)」というとらえ方があります。
それによると満月は、自分の中に本来ある清らかな菩提心を象徴したものなのだそう。
密教では満月を瞑想しますが、私たちが願い事をする場合は、姿勢をよくして呼吸を整えましょう。
満月を見ながら、仮に見えなくても姿をイメージし、集中してお願いすれば、叶うかもしれません。
月の満ち欠けは、「月齢」という数字で表されます。
これは新月から過ぎた日数を、0から約29.5までの数字で表したもの。
新月を月齢0とし、満月は年度により少し幅がありますが、ほぼ14~15あたりです。
その後少しずつ欠けていき、新月へ近づくにつれ、数字も大きくなっていきます。
満月のパワーが最大なら、欠けていくに従いだんだん弱体化しそうな感じもしますよね。
でも、心配には及びません。
だって、月が本当に欠けていったら大変なことですから。
満月から新月へ向かうちょうど真ん中あたり、月齢22の頃が「下弦の月」です。
半月の形を弓の弦に見立て、弦が下を向くことから「下の弓張」なんて別名もありますね。
昔はこの日に月待ちをし、お経を唱えて悪霊を追い払ったのだとか。
この日のことは「二十三夜待ち」と呼ばれ、「二十三夜大月天子」として神格化されました。
満月の日からは、だんだん月の出が遅くなります。
この日の月待ちは願い事が叶うとされ、広く信仰されてきたようです。
願い事は、月が昇ってくるのを待ちながらするのが、お勧めのタイミングです。
満月から下弦の月を経て、細くなった月はやがて全く見えなくなります。
そこでいったんゼロに戻り、新しい生命力を持って再び成長していくのです。
季節に例えるなら、新春といったところ。
実際、この時期に種まきをすると、よく育つといわれています。
人間の心や体も、いったん無に帰して再生、再起を図るには絶好のチャンス。
月が見えていなくても、もちろん大丈夫。
しっかりと、月が持つ神秘の力は届いています。
願い事をするには、新月の日が最適だとする考え方も実はとても多いのです。
新月の日には、紙を用意して手書きで願い事を書くと叶いやすいともいいます。
願い事の数は2個以上、10個以下にして、書き終わったらしっかり読み直し、大事に持っておくと叶いやすいそうですよ。
ぜひ、試してみてください。
私たち人間も含めた生き物は、太古の海にルーツがあるといわれていますよね。
もし月の存在がなければ、あるいは月がもっと遠い距離だったとしたら…。
そう考えれば、願い事が本当に叶うかもしれない、そんな気がしてきませんか?
|
|
公私ともに海外経験が豊富。旅とゴルフをこよなく愛す「とりあえず離陸型」で、向こう見ずなところも。好奇心旺盛で情に厚く、人を楽しませるのが大好きな性格です。座右の銘は「遊心忘るべからず」。よろしくお願いします。
|
|