”神ってる”スイーツ「高カカオチョコレート」の凄い効果って?身体においしい3つの食べ方
話題の「高カカオチョコレート」の凄い効果と好ましい食べ方を紹介。気になるデメリットについても解説しています。古代から“神の食べもの”と呼ばれ珍重されてきた「チョコレート」。“神ってる”パワーを、美味しく取り入れてみませんか?
カカオ豆といえば、皆が大好きなチョコレートの原材料ですよね。
栄養も豊富で、古代から“神の食べもの”として崇められていたのだそう。
高カカオチョコレートの“神ってる”パワーを、美味しく取り入れてみませんか?
カカオの学名「Theobroma cacao(テオブロマ カカオ)」はギリシャ語で、直訳すると“神の食べもの”。
カカオ豆には半端ない歴史があり、あのマヤ文明やアステカ遺跡の土器や壁画、石碑などから、栽培されていたことが分かっているそうです。
1502年には、コロンブスがスペインへ持ち帰ったものの、使いみちを知らなかったとのこと。
これぞまさしく、「宝の持ち腐れ」ですね。
ちなみに、19世紀の中世ヨーロッパでは、薬剤師のいる薬局で売られていたと言われています。
さて、では一体カカオ豆のどのあたりが“神ってる”のでしょうか?
そもそもポリフェノールは、病気や老化を防ぐ抗酸化力がよく知られていますよね。
その仲間であるカカオ・ポリフェノールは、赤ワインの何と2倍以上なのだそうです。
研究で、コレステロールが悪玉化し、動脈硬化になるのを防ぐことまで解明されています。
チョコレートを食べて幸せな気分になるのは、カカオ豆に含まれるエピカテキンとテオプロミン。
実験でマウスの脳にエピカテキンを与えると、幸せホルモンであるセロトニンの放出量が増えたそうです。
テオプロミンはリラックスさせ、ストレスを軽くするのに役立つと言われています。
身体に重要なミネラル類のカルシウムやマグネシウム、鉄分に亜鉛などが豊富。
血圧が上昇するのも抑えてくれるのだとか。
カカオには抗菌作用があり、虫歯の原因、ソブリナス菌を抑える働きがあることが歯科医師の研究で分かったそうです。
さらに、歯垢をできにくくする効果も期待できます。
万能に思えるチョコレートも、食べすぎはお勧めできません。
高カカオは脂質も多く、カフェイン含有やアレルギーが起きる場合もあり、注意が必要な様子。
近年、輸入のカカオ豆から、残留農薬やカビ毒の一種「アフラトキシン」が検出された報告もありました。
厚労省や国民生活センターのホームページを参考のため、ぜひ一度ご覧になってください。
好きなものを好きな時に食べられるのは幸せですが、できれば“神ってる”パワーを活かしたいですよね。
身体に美味しいのは、たとえば以下の3つの食べ方です。
嬉しい効果が分かっているのは、ダークチョコレートのみです。
1日の量は20gほどを目安に、少量ずつ食べるのがお勧め。
ポリフェノールは長く残らないのだそう。
食前の摂取は食べすぎの抑制、午後3時頃は最も脂肪をためにくいとのこと。
チョコレートには、虜になってしまう美味しさがありますね。
バレンタインに選ばれる根拠が少し、見えたような気がします。
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公私ともに海外経験が豊富。旅とゴルフをこよなく愛す「とりあえず離陸型」で、向こう見ずなところも。好奇心旺盛で情に厚く、人を楽しませるのが大好きな性格です。座右の銘は「遊心忘るべからず」。よろしくお願いします。
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