要注意!トランジットでも必要な、渡米前のESTAの申請の仕方

執筆者: nanoco
ESTAとは

ESTAとは、米国に渡航する際に必要な電子渡航認証システムです。正式名称は"Electronic System for Travel Authorization: ESTA"で、2009年1月12日から義務化されたものです。短期滞在など、ビザが免除される場合においても、米国行きの航空機や船に搭乗する前に、予めオンラインで渡航認証を受けていなければなりません。もし渡米時にこれを取得していない場合は、入国拒否されてしまうので要注意。

 

ESTAの申請の仕方
ESTA申請に必要なものは、ネット環境とクレジットカードのみ。オンラインでどこからでも、ESTAのHP上で行えます。(http://esta-website.com/?lang=ja)ESTA申請時には、一人当たり14米ドルかかり、クレジットカードで支払いが行われます。使用可能なカード種は、MasterCard、 VISA、American Express及びDiscover(JCBを含む)です。
 
一度取得すれば、2年間は有効ですが、パスポートの有効期限切れや、渡航者の情報変更などがある場合、再度申請が必要となります。

 

ESTAが免除される米国圏

2009年11月28日より、北マリアナ諸島連邦(CNMI)に米国移民法が適用され、 新グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)が 施行されました。これにより、グアムまたは北マリアナ諸島のみへ45日以下の入国・滞在する場合はESTA申請の必要はなくなります。

 

逆に、アメリカに滞在目的はなく、アメリカを経由して他の国にいく場合もESTA申請が必要となるので要注意。

 

終わりに

旅行にせっかく行くのに、空港で足止め、なんて面倒な思いはしたくありませんよね。旅行の際は必要な情報をしっかりと集めて、快適な旅ができるように準備をしましょう!