LCC(格安航空フライト)は本当に旅費節約?利用時のメリット・デメリット
日本でもLCC(ローコストキャリア)が浸透して数年が経ちました。
今回は、LCC旅行のメリットとデメリットをご紹介します。
ヨーロッパではLCCが多く存在し、その代表格がライアン・エアーやイージー・ジェットです。
路線も豊富で、大都市に就航しているので利用しやすいです
。
時々、片道1ユーロというチケットがあることもあります。
1ユーロは極端だとしても、大手と比較すると常に安く、例えば2015年1月のロンドン-バルセロナ便は片道20ユーロでした。
但し、チケット代とは別に税金や手数料がかかるので、その点は注意が必要です。
ライアン・エアーは歩いて乗ることが多い。
航空券を買う時は大抵が往復で、片道にしようとしたら高くなった、なんて話も多いですが、LCCは片道でも安いので使いやすいのです。
ヨーロッパの国々を周ってみたい、途中で電車にも乗りたい、というような時にはうってつけです。
ここからはデメリットです。
例えば、まず日本とロンドンの往復チケットを日本で購入します。
そしてロンドンからドイツへ向かうチケットをLCCで予約します。
この際、気を付けなければいけないことは、同じロンドンでも空港が異なる場合があるのです。
日本からの飛行機は「ヒースロー空港」発着ですが、LCCは「スタンステッド空港」です。
このような場合、同日移動は厳しい可能性もあるので、十分な注意が必要です。
ロンドン、パリ、フランクフルトなどの大都市にはいくつか空港があり、LCCはその中でもメジャーではない空港を利用しているケースが多いです。
どの都市もメジャーな空港まではバスや電車などで簡単にアクセスできるようになっているものですが、LCCの発着空港までの経路はあまり整備されておらず、早朝にタクシーを使わなければならなかったり、1日に数本しかないバスで向かったりしなければなりません。
せっかくチケットを安く買えたのに、空港の往復で意外とお金がかかり、結果的にLCCの意味がないなんてこともよくあります。
深夜や早朝のフライトが多く、空港で寝ている人たち。
LCCは利用方法次第で旅が良くも悪くもなるものです。
旅費が安くなった分、食事や買い物を充実させることもできます。
しかし、一方でフライト遅延や狭い機内で体が疲れてしまったりすることもあります。
自分の旅のスタイルに合わせて、上手にLCCを活用しましょう。
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これまでヨーロッパ、中南米、カリブ海を中心に30か国以上を旅行。
留学、バックパッカー、鉄道旅、世界遺産めぐりなどを経験。
旅行の豆知識をお伝えします。
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