あえてメンズサイズで！大きい洋服をカッコよく着こなすファッションコーディネート

デザイナー・パーソナルスタイリストの小川 多栄子です。

サイズを服によって使い分けるのはオシャレさんの技の1つです。
シンプルなカットソーやシャツは、メンズサイズで今っぽく、オーバーサイズトップスとしての着こなしも可能です。

ファストファッションなどで手軽にメンズサイズを手に取ることができるため、今年流行りのコーデが楽しめます。

今は素材が色々で、布帛（織物）、カットソー、ニット（編み物）、機能素材など、色々な素材があります。

デニムも、ストレッチがあるように、生地（織物）だけど、ニットのように伸縮する物、ニットでも、使う糸や編み方によってあまり伸びの良くない物があります。

いつもMサイズの方も、商品を手に取ったときに、素材の伸びる感覚や、質感などを確認し、自分の体形に合い、着こなしたいシルエットに着られるサイズを選んでください。

着こなし方にもよりますが、素材や、カラーなどで、ジャストフィットのほうが、素敵な物もあれば、少し大き目の方が、かっこいい着こなしが出来る物もあります。

たとえば、カラーパンツ、デニムのスーパーストレッチなどは、ピタピタでもいいですが、淡いカラーやホワイトデニムは、少しゆとりが均一にあるタイプがベストです。

特にパンツはヒップの見え方を重視しましょう。

ウエストのボタンが止まっても、ヒップが食い込んでたりするとカッコよくはきこなせないので、バックスタイルをしっかり確認してください。

トータルな着こなしでは、コーディネートのバランスが命です。

バランスを大切にするだけで、シンプルアイテムだけでも、今っぽいトレンドファッションのコーディネートも簡単に完成します。

まず、気になる商品は、

• ゆったりと着たいか？
• フィットさせて着たいか？

を考えてみましょう。
そうすると、選ぶサイズも変わってくるはずです。

同じようなトップスアイテムでも、布帛とカットソー、ニットでは、着用時のサイズ感も変わります。

張りのある生地と、とろみのある生地でも、着るとイメージが違ってくるので、色々と試着して自分サイズを見つけてみて下さい。

ジャケットやコートなどは、流行りもありますが、あえて1つ大きいサイズを選んでみるのもお勧めです。
とろみのあるエレガントな生地なら、より大き目が良い場合もあります。

今年は薄手の麻の白のシャツはお勧めです。
真夏でも着れますし、日焼け止めになり、簡単なジャケット替わりにも使えるので、真夏のクーラー対策としてもかなりお勧めです。

大き目シャツをメンズサイズで選ぶなら、ユニクロや無印などの定番メンズシャツもプチプラでいいですね。

小柄な方（Sサイズ）は、1～2サイズ大きくしても、今風のシャツの着こなしもバッチリです。

サイズを上手く使い分けると、買いに行く場所も明確になり、見た目のオシャレ度もアップします。

いつものサイズで選ぶより、着こなしたいイメージでサイズを変えると、コーディネートバリエーションも幅広くなります。

スタイリングにメリハリも出て、ファッションをもっとお洒落に楽しめるでしょう。

また、帽子などのハット系は、メンズのシルエットが断然素敵に見えます。
ファッション小物は、男性物・女性物と決めつけないで、色々MIXして楽しんでみて下さい。