そんなとき、怖い体験ができそうなところへ行ってみてはいかがでしょう。

都市伝説として噂されている箇所や、お化け屋敷をテーマにしたお店へ実際行ってみると、意外な事実があったり、おもしろい体験ができたりするかもしれません。

四谷怪談のお岩さんのモデルである田宮家の娘、お岩さんが信仰していた、四谷の住宅街にあるお社です。

お岩さんゆかりの井戸もあります。

実際のお岩さんは怪談とはまるで違う人物像で、家庭を大切にする貞淑な妻だったそう。

そのためお岩稲荷には、縁結びや、逆に縁切りのご利益があります。

大手町駅を降りて徒歩1分のオフィス街にあります。

「首塚を取り壊そうとすると怪死が相次ぐ」との伝説が語られ、周辺のオフィスは首塚に尻が向かないよう机を配置しているのだとか。

平日昼間でもひっきりなしにビジネスマンが参拝に訪れるなど、界隈で確かな敬意を払われ大切にされています。

旧吹上トンネルは、青海市の吹上トンネルの上に位置する廃トンネルです。

全国的にもとても有名な心霊スポットで、ハイキングや肝だめしなどで多くの人が頻繁に訪れています。

市街地からそれほど離れていないにも関わらず、壁は苔や植物に覆われ、トンネルの内部は温度が下がり、入り口からは白い冷気が吹き出しています。

「元祖お化け屋敷居酒屋」として有名な赤羽霊園は、外観からすでにお化け屋敷のムードが満点です。

こじんまりとした店内は薄暗く、カウンターとテーブル席が3つしかない小さなスナックのような雰囲気で、いい味を出しています。

歌い放題のカラオケを歌ったり、友達同士で談笑していると、ことあるごとに天井や壁から「仕掛け」が落ちてきます。

そのタイミングは、カウンターの奥で紐を引っ張るマスターの腕次第。

メニューもお客さんを楽しませる工夫が満載で、面白いです。

お化け屋敷なのに怖いというより、笑いっぱなしのお店です。

方南町駅を出てからもう、お化け屋敷は始まっています。

駅で手に入れた地図を頼りに歩くと、白塗りのビルに行列ができているのが目に入ります。

方南町お化け屋敷オバケンは、映像制作会社が作ったミッションクリア型お化け屋敷で、内装は社員が自作しているのだそう。

ミッションはたびたび内容が変わったり、ほかにもホテルでお化けに襲われる宿泊型イベントや、有名テーマパークとコラボ企画など、様々なイベントを開催しているので、飽きずに何度も楽しめます。

心霊スポットは実際怖い体験ができるかどうかはさておき、その土地にまつわる伝説や噂は必ずあるもの。

それを知った上で訪れることで、心霊スポット以外の視点を持てるかもしれません。

恐怖体験は、友達同士・恋人同士など、複数人で楽しむことをお勧めします。