おうちで野菜を育てよう

Fashion Latte編集部

少しずつですが暖かくなって、春の気配が感じられるようになってきましたね。この春はベランダガーデニングをはじめてみてはいかがですか? 育てて楽しい、収穫しておいしいベランダガーデニングでの野菜づくりは春に始めるのがぴったりです。初心者でも簡単に、短期間で育てられる春まきの野菜やハーブをご紹介します。


育てやすい野菜
◆ラディッシュ
二十日大根ともいわれるように、種まきから20日ほどで食べられるラディッシュは作り方もとても簡単で、食べ応えもあり、ガーデニング初心者にオススメです。成長途中に間引いた苗も、サラダなどに入れて美味しく食べられます。

栽培適温:17~20℃
育て方:容器に種を重ならないようにまく(土はかぶせない)→水をたっぷりあげる→葉が重なるようになったら間引く。土が乾きすぎないようこまめに水やりを!
収穫:地面から見える根(ラディッシュの食用部分)の丸い部分が3センチほどになったら収穫。大きくなりすぎると硬くなるので注意。

◆ミニチンゲンサイ
葉物系でオススメはミニチンゲンサイ。収穫したら、炒め物のほかスープやシチューにいれても○。乾燥に弱いのでこまめな水やりは必要ですが、短期間で育つので追肥などは必要なく、簡単に育てられます。

栽培適温:15~30℃
育て方:1~2cmの深さで、3cm ほど間隔をあけた穴に2,3粒づつまき土をかぶせる→水をやさしくあげる→本葉がでそろったら1か所につき1本になるよう間引く。
収穫:葉が15cmほどになったら(種まきから約45~80日)根の付近をハサミでカットする。

◆スプラウト
天然のサプリメントともいわれるほど栄養価の高いスプラウト。土なしで本当に手軽に栽培することができます。7日~14日で収穫したら、スープやラーメンの具材にしたり、サラダに入れても○。

栽培適温:20~25℃
育て方:栽培容器に、水でしめらせたコットンシートを入れる。→かさならないように注意しながら種をまく(100粒ほど)。→暗い場所に置くか、アルミフォイルをかぶせて放置→2,3日で発芽(5~6cmくらいになるまで光を当てずにおき、1日1回スプレーで水やり)→その後2、3日日光にあてる。
収穫:ハサミや包丁で根元をカット(種まきから7~14日)。収穫が遅れるとしおれてくるので注意。

◆ハーブ(ミント、バジル)
ハーブにも比較的育てやすいものが多いですが、パスタや肉料理に使えるバジル、ハーブティーやお菓子にも使いやすいミントは、実用性も高くてオススメです。ハーブを育てるなんてなんかおしゃれですし、育てたハーブを使った料理もワンランク上のものができそうです。お花やさんで苗を買って、乾燥させないように水やりをしましょう。

自分で作った野菜を収穫して食べれば、食べ物への愛も生まれますし、節約にもなります。またベランダにいつでも収穫できるものがあると、買い忘れの時などにも重宝してごはん生活も充実します。ぜひ簡単で楽しいベランダガーデニングをはじめましょう!

(金沢 霞)

この記事を書いたコラムニスト

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