• Latte
  • Fashion
  • コラム
  • 栄養成分たっぷりの野菜を食べる、健康にお役立ちの簡単な調理レシピ☆

 

日に日に暑さが増す今日、ヘルシーであっさりしたものが食べたい!と思うことも多いはず。


そんな時お手軽に作れるのが、蒸し野菜。野菜を刻んで電子レンジに入れるだけですぐ作れます。
それ以外にも電子レンジは食材の下ごしらえ、温め、煮込みなど、暑さでばて気味な時もしっかり活躍してくれます。
しかしその楽ちんさの反面、電子レンジが食べ物の栄養価を失わせやすいことがわかりました。


電子レンジは、電磁波の振動によって食べ物の分子同士に摩擦を起こして熱を発生させて温めます。その過程で分子構造が変わることで、ビタミンB群、CEミネラル必須脂肪酸が60~90%失われてしまうそうです!その上、野菜のファイトケミカル(野菜特有の抗酸化物質のこと)は、電子レンジ調理の場合97%も失われてしまうそう!

ちなみに他にも美の大敵、活性酸素を発生させることがわかっています。

レンジ調理は油を使わず一見ヘルシーに見えますが、栄養価がほとんどなくなってしまっていては意味がなくなってしまいますよね。

 


植物に電子レンジ水(左)と浄水(右)を与えたところ、左の草は9日目で枯れてしまいました…。

でも、電子レンジの手軽さ、油を使わずすむ点は捨てきれない!
そこで電子レンジの代わりにおすすめしたいのが、蒸し器。

蒸すのには水を多く使わないため、栄養価の損失を防げます。上記のファイトケミカル損失率も蒸した場合では11%程度のため、栄養を効率よく摂取できます。蒸し器を使ってもいいですし、少し前に一世を風靡したタジン鍋なども小ぶりでかわいらしく、女性の一人暮らしにお勧めです。蒸気で調理するため、油もいりません。
火の回りは少しゆっくりですが、その分素材の味が凝縮されますし、野菜をざく切りにして蓋をするだけで簡単に調理できます。
忙しいときこそ、ヘルシーな蒸し野菜でお手軽にビタミンを補給しましょう!

 


タジン鍋の特徴であるとがった蓋が、蒸気を効率よく循環させるそう!

この記事を書いたコラムニスト

関連コラム