今年も厳しい夏になりましたね。まだ暑さも残りますが、身体への影響はどうでしょうか? 夏は、夏バテや肌のダメージだけでなく、頭皮や髪の毛にも深刻なダメージを与えます。髪の色が抜けた感じ、パサつく、頭皮の乾燥など肌以上に気になる点が出てきていませんか?


秋は季節の変わり目ということもありますが、夏に受けた日焼けや冷房による髪の毛のSOSがでてきます。この時期にこそ、早めのケアが必要です。忙しいあなたでもお家でできる簡単ヘアケアのポイント2つを伝授します。

■ポイント1:週に1度は入念なお手入れを!
忙しいあなたでも週に1度くらいはがんばってスペシャルケアを心がけてください。その後のトラブルが減り、美容院へ駈け込まなくて済むので、かえってお財布にやさしく時短です。

1. お風呂に入る前に頭皮から髪の毛まで軽くブラッシングし、余分な汚れを落とし頭皮の汚れを浮き上がりやすくします。

2. バスタブにぬるめのお湯を張り、背泳ぎのように仰向けで顔だけ出して頭全体をお湯につけます。5分間楽な体勢でリラックス、頭皮の毛穴も開きデトックスできます。

3. 1度目のシャンプーは適量を軽く泡立て、頭部へよく馴染ませます。後頭部から頭頂部に向けて頭皮を優しく洗ってください。髪の毛自体は流す時の泡で洗う感じで、手でもみ洗うのはやめましょう。髪のダメージにつながります。2度目のシャンプーは少なめの量で頭皮を軽く洗い、シャンプーが残らないよう、良く洗い流しましょう。

4. 髪の毛の水分を取り、毛先を中心にトリートメントをつけます。この時、頭皮にはなるべくつかないように。お湯にぬらし硬く絞ったタオルで髪の毛を覆い、さらにヘアーキャップをかぶり5分間蒸らします。その後は頭皮を重点的によく洗い流して下さい。その後は水分を取るために乾いたタオルで髪の毛を覆います。

5. 湯上り後、髪の毛をこすらずにタオルドライをし、乾きやすくします。洗い流さないトリートメントを毛先につけ、まずはドライヤー頭皮を中心に乾かし、毛先までまんべんなく乾かします。

6. 最後に髪の毛の絡まりをなくし、艶をだすために、毛先からブラッシングをして、きれいに整えましょう。

■ポイント2:食生活を見直して!
食事の栄養バランスは美髪づくりにとても大事、必要な栄養素を摂り、身体の中からケアしましょう。髪の主成分はタンパク質、それらを含む食材はお肉、お魚、卵、大豆、牛乳などです。

また、髪を生成するのに必要な栄養素はわかめ、ひじき、昆布など海藻類に含まれるヨウ素とビタミンですが、ビタミンはA、B、C、E、Fなど多種あります。

主な食材はにんじん、かぼちゃ、小松菜、ほうれん草などの緑黄色野菜、ごま、ナッツ類、紅花油や柑橘類、玄米、豚肉、レバー、マグロなどいろいろです。

プラスアルファで長いも、れんこん、納豆、鶏の手羽などに含まれるコラーゲンは髪のツヤやハリをよくします。1品に集中せず、バランス良く摂るよう心がけてください。

まだまだ紫外線が強い日が続きます。この2つのポイントを実践して、今日から美髪づくりにチャレンジしましょう。日頃のヘアケアとして毛髪用UVスプレーなど髪のUVケアもしていきましょう! 

冬花のインスピレーションフラワーはケイトウです。お部屋に飾って、フラワーヒーリングを感じて下さいね。



(森 冬花)

この記事を書いたコラムニスト

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