成分・原材料で効能も違うシャンプーの種類。髪質や頭皮に合った、正しいシャンプーの選び方とヘアケア方法をご紹介します。さらさらで艶のある美髪を目指しましょう。

正しいシャンプーの選び方

こんにちは、美肌アドバイザーのMaikoです。

サラサラで艶のある髪は、いつの時代も女性の憧れです。

最近では、ヘアケア製品も充実しており、美意識の高い女性達が、日々のケアにいろんな種類のアイテムを投入しているようです。

 

ですが、最も基本的なヘアケアであるシャンプーについて、その種類を理解して選べている方は多くないのではないでしょうか。

 

 

自分の髪質や頭皮にあったシャンプーを選択しよう!

美しい髪をキープするためには、ご自分の髪質や頭皮に合ったシャンプーを選択することが大前提です。

成分でみる「シャンプーの種類」

ダメージヘア用や育毛ケア用など、用途による違いについてはよく知られるものの、基本的な原材料により分類される種類については、なかなか表に出てこないものです。

 

シャンプーを原材料によって大きく分けると、「高級アルコール系」、「石鹸系」、「アミノ酸系」の3つに分類されます。

 

高級アルコール系

市販のシャンプーに最も多いタイプで、価格も安く、手軽に使いやすいのが、こちらの高級アルコール系シャンプーです。


炭素水の多い高級アルコールを界面活性剤として使用しており、泡立ちがよく、洗浄力が強いのが特徴です。

最近では、植物由来の高級アルコールを使用するブランドが目につくようになったものの、基本的には石油由来のものが多く使われています。


洗浄力が高いことからも、より多くの方が使用しているのが、このタイプになります。

石鹸系

天然由来の成分などにこだわるナチュラル志向の方から強く支持を受けているのが、石鹸タイプのシャンプーです。

 

洗浄成分は、上記の高級アルコール系のものとは違い、天然由来の油脂、脂肪酸にアルカリを反応させて作られます。

洗浄力も高いため、頭皮や毛髪に付着した皮脂等もしっかり落としますが、落としすぎて乾燥してしまう傾向もあります。

アミノ酸系

アミノ酸といえば、皮膚の内部でも天然保湿成分として潤いを保つ、重要な成分として知られています。

 

このアミノ酸と、天然由来の高級脂肪酸から作られた界面活性剤を使用するアミノ酸系シャンプーは、髪にも頭皮にも優しいシャンプーとして、近年人気を高めてきました。


弱酸性で頭皮や毛髪への刺激も少ないのが利点ですが、その分、洗浄力が他の二つに比べて弱い傾向があります。

シャンプーで行う正しいケア方法

それぞれのシャンプーにメリット、デメリットがあり、どれが一番良いというのは、髪質や頭皮の肌質によって異なります。

ご自分にあったものを、正しく選択することが大切です。

肌が弱い方、髪が乾燥しがちな方

 

界面活性剤による肌や髪への負担が少ない、アミノ酸系を選択するのが安心です。


整髪料等を使用していて洗浄力が足りないと感じる場合は、高級アルコール系で様子を見てみるか、整髪料をつけた部分だけ先に洗い流した後に、全体をシャンプーすると良いでしょう。

 

オイリー肌、髪にコシが欲しい方

 

頭皮がべたつきやすく、すぐに髪がペタンコになりやすい方や、毛髪にコシやボリュームが欲しい方などは、石鹸系を試してみてください。

 

洗浄力が強いので、頭皮からの余分な皮脂も、しっかり落としてくれます。

髪のきしみが気になる場合は、その後のコンディショナーで毛髪をケアすると良いでしょう。

 

カラーリングやパーマをしている方

 

また、カラーリングやパーマをしている方は、高級アルコール系を使うと落ちやすいとも言われています。

 

季節や生活習慣によっても、毛髪環境は変わってくるため、日々洗い上がりや頭皮の状態をよく見ながら、適切なシャンプーを見極めるようにしましょう。

 

おわりに

スキンケアにおいて、「どんなに高級な美容液を使っても、洗顔がしっかり出来ていなければ、効果が半減する」とよく言われますが、ヘアケアも同様です。

 

ご自分にあったシャンプーを正しく選択してこそ、健康的な髪作りにつながります。

頭皮の肌質や毛髪の状態をしっかり見ながら、適切なシャンプーを使う正しいやり方を身につけて、毎日のケアに活かしましょう。

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