YukaCocoが、着こなしで一番初めに教えるのは自分の体型を知ること。そこから始まり、自分の似合う服がどんな物で、形や色は何が合うかなどを話し、一緒に洋服を見に行き、自分の心の声や目が養ってきて分かってくるのです。好き嫌いで、着こなすと似合わない物もありますので気をつけてくださいね。



前回のコラムの通り、パリではアメリカンヴィンテージものが流行し、ニューヨークではパリのファッションがステキだとニューヨークの知り合いのセレブの方々が言っていました。

ファッションには、バッグやアクセサリー、眼鏡、サングラス、帽子、スカーフと本当におしゃれにできるポイントがたくさんあり、さまざまな組み合わせがあります。これを上手に着こなしたり使い回したり、自然にカッコよくできるのがフランス人。どこか違うと世界中で言われております。

■ここで、YukaCocoから一言辛口コメント! 
先日、日本に帰国した際「有名で人気のあるカラーコーディネーターに色彩指導して頂き、洋服を買ったのだけれどしっくり来ないし、周囲から似合わないと言われた」という方々がいました。

よく話を聞くと、その方の履歴は少し色彩の勉強をし、資格を取り、ファッション業界に携わっていないにも関わらず、プロとして仕事をしていたのです。フランスではあり得ない光景です!

フランスには、その道のプロ(例えば革職人や縫子さんやお花に関する方々など)に職人が一緒に勉強する色彩などはありますが、資格だけなどと言う単品の物は存在しません。


パリのルーブルやオルセーを見に来た方々は分かると思いますが、フランスでは小さいときから色彩や美術館での授業があります。

絵の前に小さな子供たちがたくさん座り、先生が絵の歴史や色彩などの説明をしています。小さいときからこのような環境の中で育っているので色彩感覚が優れるのですね、と世界中からいわれています。日本の美大学生の子が、羨ましがっていましたよ。

普段から目にするものが大切なのです。みなさんもぜひパリのルーブルやオルセーを見に来てくださいね。


(YukaCoco)

この記事を書いたコラムニスト

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