出産祝いを贈る時期、お金の相場は?出産祝いで喜ばれる贈り物マナー

執筆者: 鈴木愛乃
出産祝いの基礎知識
出産祝いって誰に贈るの?

無事に赤ちゃんが誕生した時に贈る出産祝いは、贈る相手に決まりはありません。

 

生まれてきた赤ちゃん。

長い妊娠生活を経て、大変な出産を乗り越えたママ。

そんなママを支えてきたパパ。

 

その時の状況に合わせて、贈る相手を決めましょう。

 

贈る時期

通常は、産後7日~1ヶ月以内とされていますが、産後の入院期間は、長い方では7日以上になることもあります。

退院してから、産後1ヶ月以内と考えておけば良いでしょう。

 

出産直後のママは、出産で体力を消耗し、慣れない授乳などでかなり疲れています。

相手からお誘いを受けた場合を除き、病院まで行ってお祝いを手渡しするのは控えましょう。 

 

 

贈る物

これからの育児で役立つ実用品か、現金や商品券などを贈るのが一般的です。

 

金額は、相手との関係によって異ります。

その相場をご紹介しましょう。

 

出産祝いの相場
親族の場合
  • 赤ちゃんが孫にあたる:10,000~100,000円
  • 赤ちゃんが甥姪にあたる:10,000~30,000円
  • 赤ちゃんがいとこの子供にあたる:3,000円~
  • 赤ちゃんが姪や甥の子供にあたる:5,000円~

 

親族でも、普段からのお付き合いがない場合は、必ずしも出産祝いをする必要はありません。

 

友達の場合

5,000~10,000円が相場になります。

 

友達に現金を贈るのに抵抗がある場合は、複数の友人と一緒に商品券や品物などを渡すのも良いでしょう。

その場合は、1人あたりの金額を減らしても構いません。 

 

同僚の場合

3,000~5,000円が相場になります。

 

職場の場合、同僚のみならず、先輩や後輩など関係する人も増えてくるでしょう。

そういった時は、複数人で1,000円ずつなど出し合って贈るのもおすすめです。

 

喜ばれる品物って?

現金や商品券ではなく品物を贈る場合は、実用的な物が喜ばれます。

 

親族や複数人で贈る場合

親族や複数人でお金を出し合う場合は、高額な物を買うこともできます。

 

  • ベビーベッド
  • 赤ちゃん用の寝具
  • お宮参りの衣装
  • ベビーカー
  • 抱っこヒモ
  • ハイローチェア
  • チャイルドシート

 

 

個人で贈る場合
赤ちゃんのためのおもちゃなども良いのですが、より有効活用できる物がおすすめです。

 

  • 赤ちゃんの衣料品
  • おむつ
  • アルバム
  • 授乳ケープ

 

赤ちゃんはすぐに大きくなるので、衣料品は、新生児用よりも少し大き目の物がおすすめです。

 

番外編!ママへのプレゼント
妊娠中よりも出産よりも、長く大変なのが育児です。
これから始まる育児に奮闘するママのために、お祝いの品を贈るのも良いでしょう。

 

マザーズバッグなどの実用的な物から、アロマセットなど、育児の気分転換になるようなグッズも喜ばれます。

 

出産祝いで注意しておくこと
もう持ってる!
品物を贈る場合、他の人と同じ物になっていないか、もらって困る物ではないかの確認は必須です。

何が欲しいのかを、事前に聞いておければベストですね。

タイミングを逃してしまった…
産後に贈りそびれてしまった場合、半年くらいまでなら出産祝いとして贈っても大丈夫です。
ただし、1年以上経ってしまった場合は「誕生祝い」として贈りましょう。

おわりに
出産祝いに何を贈れば良いのか、迷われる方も多いでしょう。

けれど、難しく考え過ぎることはありません。
相手が喜んでくれる素敵な物を、気持ちを込めて贈ってあげて下さいね。
 
 

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