ヨガ講師が解説!瞑想効果が高まる「グラウンディング」のやり方と呼吸法

グラウンディングのやり方と呼吸法を覚えると、イライラやストレス、不安解消などメンタルケアに効果的です。瞑想と一緒にグラウンディングワークを取り入れてみませんか?

執筆者: 美宅玲子 職業:美姿勢インストラクター
イライラや不安解消にも効果的!ヨガ+メンタルケア

こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。


日々、することに追われて駆け足状態であったり、わけもなく不安に襲われたり、現実から目を反らしたくなったり
することはありませんか?

 

地に足のつかないような、そわそわして落ち着かない状態から、落ち着いて自信が湧いてくる、地に足の着いた状態へと自分を導いていくグラウンディングを、今回はご紹介いたします。

 

地に足がつく「グラウンディング」とは

大地に根を張り、力強く伸びていく樹木のように、地球の一部である私たちも大地に足を着き、幹のように背骨を伸ばし、安定して立つことができます。


それは、精神的な意味に転換すると、落ち着いて自分や周りを信頼して、自分の軸を持ち、それに納得して行動し、心身や周囲と調和を保っている状態とも言えます。


そういった、安定・調和的な心身の状態をグラウンディングと呼びます。

 

 

仕事や恋愛、子育て…メンタルヘルスを崩しやすい現代社会

現代に生きる私たちは、瞬間瞬間にたくさんの情報が入り、心がフワフワと浮き乱されることがよくあります。

 

その時に「自分はこれが正しいと思う、この方向へ行きたい」という軸や基準、方向がはっきりしていないと、その時その場によってふらふらと流されやすくなったり、不安になったり、心と体のバランスを崩して病気になったりすることもあります。


もちろん適度な軽さは必要で、それが信念に基づいたフットワークの軽さであったり、変化に対応できる柔軟性であったり、臨機応変な対応の機敏さであったりします。

 

グラウンディングのやり方

まず、仰向けに横たわります。

ふかふかのベッドではなく、カーペットや畳など、ある程度硬さのある床の上が望ましいです。

 

自分の体と床の接している部分を意識してみましょう

後頭部、肩、背中、お尻、もも、ふくらはぎ、かかと、腕、手の甲…。
床と接している面の重さを感じてみましょう。

 

一番重たく床に着いている(沈んでいる)のはどのあたりでしょうか?
よりリラックスしている部分は、深く重く沈みます。

 

床と接している面積の広さを感じてみましょう

心や体の緊張がほぐれ、自分自身や周囲に対して信頼し、自信がある時ほど、安心して体を大地に委ねることができるので、床と接する面積は広くなります。

 

また、温かくも感じます。

 

 

グラウンディングの呼吸法

今の床(大地)と自分とのつながりの状態を確認できたら、さらに床と接する面積を広く、深く、温かく感じるグラウンディングを体感するレッスンをしてみましょう。

 

  1. 呼吸を観察します
  2. 呼吸が均等でスムーズになっていきます
  3. ゆっくりと深い呼吸になっていきます

 

特に、息を吐いている時は、熱気球の空気が冷えて減り、地面に下りるような、浮き袋から空気が抜けて深海に沈んでいくようなイメージです。

体の中から余分な緊張や力が抜けて、大地へ・床へと体重を預け、委ね、安心して沈めていくようにします。

 

例えば、歯医者さんで治療を受ける時は、いくらリクライニングシートに寝ているとはいっても、緊張して体が反ったり浮いたりしますよね。
その逆を、呼吸によって体現していきます。

 

体の状態からも、心の変化は生まれる

肩を落としていると気分が沈み、胸を開いていると気分が晴れてくるのと同じように、体がしっかりと床(大地)に根づく感覚を覚えることで、心の落ち着きを取り戻します。

 

 

グラウンディングのポーズと呼吸で、心と体を健康に導く

このグラウンディングワークは、夜寝る前でも、朝起きた時でも、くつろいでいる時に自然に取り入れることができます。

自分の芯を持って、力強くも肩の力を抜いてハッピーに生きていくために必要なことを教えてくれるのです。


今の状態を客観的に観察し、快適な本来の自分へと導いていく役に立つことでしょう。

 
 コラムニスト情報
美宅玲子
性別:女性  |   職業:美姿勢インストラクター

ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com

 

 生活のコラム

 健康・医療のコラム