大人の急な高熱!何が何でも翌日下げたい人のための対処法
風邪?インフルエンザ?まさか知恵熱?大人の急な発熱、なんとかして翌日までに下げたいときの対処法を紹介。
大人になると、風邪をひいてもなかなか寝ていられないこともあります。
もちろん風邪をひいたときは安静にし、会社を休み、子どもを家族に任せられるのが望ましいのですが、そうできないときはどうすればよいのでしょうか。
ここでは、大人の急な発熱をなんとかして下げたいときの方法について模索していきます。
「どうしても翌日までに熱をさげたい!」という気持ちは理解できますが、医師は「基本的には対処療法をしつつ、2~3日くらいかけてゆっくりと治していくのが一番よい」としています。
熱の出る原因はさまざまですし、熱は体の防衛反応の一種。
体が有害なウイルスなどと戦っているから起きるものであり、それ自体は極めて自然なことです。
そのため、「早めに病院に受診をして、薬をもらったり対処方法を教えてもらったりして、きちんと治していくこと」が重要です。
それでも熱をすぐに下げたいという場合は、ワキや首のまわりを冷やすのがよいとされています。
こうすることによって、熱を持ったリンパを冷やすことができます。
なお、熱がひどすぎてまったく活動ができないという場合は、解熱剤を使いましょう。
解熱剤を使っても、風邪が長引くことはありません。
もちろん解熱剤を使ったからといって風邪そのものが治るわけではありませんが、対処療法としては極めて有用です。
ただし、インフルエンザのときには使ってはいけない薬もありますから、判断がつかない場合はやはり病院に行った方がよいでしょう。
ちなみに、インフルエンザの場合は、汗をかくことでウイルスの弱体化を促すことができます。
ですが、汗をかいたままの状態だと逆に症状が重くなるので、汗をかいたときにはきちんと着替えをしましょう。
また、「点滴をしたらラクになった」という意見も聞きますが、点滴が風邪の「万能薬」なのかというとそうではありません。
たしかに点滴には体をある程度落ち着かせる作用や、体に水分を入れられるという効果はありますが、解熱効果自体は経口摂取タイプ(口から飲むタイプ)の薬の方がよいと言われています。
とは言え、点滴を打つとかなり気持ちがラクになりますよね。
「病は気から」という言葉がありますが、この「気持ちがラクになること」は風邪を治療するうえでも非常に重要です。
人間の体からすぐに熱をなくすのはやはり難しいもの。
ただ、「どうしても」という時は、対処療法を駆使して立ち向かっていきましょう。
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Latte Columnist
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