出社拒否症候群の対処法。会社に行けない、起きられない、会社が怖い、そんなときには!

出社拒否症候群の前兆・症状が出てしまったときの対処法を4つ紹介。どうしても会社にいけないのは、ストレスで相当心身が疲れている証拠。頑張り過ぎないで、目先を変えてみましょう。

執筆者: 石割美奈子 職業:臨床心理士 メンタルコーチ プロ家庭教師
こんな症状が出たら、「出社拒否症候群」かもしれません

こんにちは、 えむ心理研究室の石割美奈子です。

  • 朝、家を出ようとするが足が動かない
  • 会社のことを考えると頭が真っ白になる
  • 会社に行くのが怖いと感じる


このような状況は、出社拒否症候群の前兆です。
あるいは、出社拒否症候群の症状そのものだと言っても良いでしょう。

 

 

会社に行かないといけないことはわかっているんだけど…
  • 「仕事があるから何がなんでも会社に行かなきゃ」
  • 「休んだらその分仕事がたまってしまう」
  • 「上司(または先輩、同僚など)に叱られてしまう」


こんなふうに思って、「会社に行こう」としてもどうしても行けない。

体がいうことをきかない。

今回は、そんな出社拒否症候群の前兆・症状が出てしまったときの対処法をお伝えします。

 

出社拒否症候群の対処法
その1「深呼吸して気持ちを落ち着ける」

まずは、気持ちを落ち着けることです。

身体に異常がないなら、気持ちさえ落ち着けば、症状は確実に軽減してくるはずです。
深呼吸していったん気持ちをリセットし、ネガティブでぐるぐるまわるような焦燥感を追い払いましょう。

 

その2「心の声に耳を傾ける」

会社に行こうとすると「足が動かない」「頭が真っ白になる」…いずれも心因性の症状である可能性が高いです。

心因性の症状は心の声が身体症状として現れているので、心の声をちゃんと聴いて自己分析してあげることができれば、身体の症状は必ず軽減します。

心の声を聴くのが不得手な人にとっては即効性のある対処法ではないかもしれませんが、こう自分に優しく問いかけてみてください。

  • 「今、自分が本当に思っていることは何だろう」
  • 「会社に行きたくない理由はなんだろう」


慣れてくると、足が動かなくなったり、頭が真っ白になったりする前に、「気持ち」として気づけるはずです。

 

 

その3「目先のことにとらわれず客観視する」

このような出社拒否症候群の前兆・症状が出る場合は、目先のことにとらわれすぎている可能性が高いです。

目先のことばかり考えるのは止め、客観視する習慣をつけましょう。

 

今日終わらせなければならない仕事、会社に行く限りいつも会わなければならない人、失敗や叱責を恐れすぎている自分…。
今あなたを会社に行きづらくしている原因を「別の視点」「長いスパン」で眺めてみれば、意外にどれもたいしたことではないと気づけるかもしれません。

 

目先のことにとらわれていると、ネガティブ思考にハマりやすいばかりでなく、今の状況を「自分ではどうにもできない」と無力感を抱きやすくなりがちです。

また、そのような状態が長く続くと、「良くない意味での価値観の変化」や「会社への隷属意識」が生まれる傾向がありますので注意が必要です。

 

その4「とりあえず今日は休む」

「足が動かない」「頭が真っ白になる」といった症状は、相当心身が疲れている証拠です。
とりあえず、今日だけ休んでみませんか。
1日、会社のことを考えずにリフレッシュするだけでも、ずいぶん心身が回復します。

もちろん、あなたしかできないプレゼンやあなたの出席が必須な会議などが控えている場合は、「とりあえず会社を休む」という選択は難しいかもしれません。

その場合は、ストレスの元になっている業務が一段落したら一旦休むのが良いでしょう。

 

1日会社を休んでも、症状が治らなかった場合は?

また、もし1日休んでも、翌日もやはり「足が動かない」「頭が真っ白になる」といった症状が出る場合は、ココロが回復するチカラがだいぶ失われている可能性があります。

勤務先に相談できる人や部署があれば、ぜひ相談してみてください。
もし、会社に相談できる人や相談窓口がない場合は、早めに心療内科や神経科・精神科を受診することを心掛け、大事に至らないうちに心身を守りましょう。

 
 コラムニスト情報
石割美奈子
性別:女性  |   職業:臨床心理士 メンタルコーチ プロ家庭教師

えむ心理研究室室長、臨床心理士の石割美奈子と申します!よろしくお願い致します。

スポーツトレーナー、メンタルコーチ、心理相談員の経験を経てさらに心理学を深く学ぶ必要性を感じ、東京国際大学大学院臨床心理学研究科(博士課程前期)を修了。
臨床心理士の資格を得て、心理カウンセラー、メンタルコーチ、スポーツメンタルトレーナー(テニス・バレーボール等)、およびプロ家庭教師として活動しております。

2013年、心理学・教育学・スポーツ科学の統合的な研究と専門性を活かしたメンタルサポートをポリシーとする「えむ心理研究室」を立ち上げました。


【臨床心理士および「家庭教師カウンセラー」として】
心理カウンセラーとしては、精神分析を専門としており、主にカフェにてカジュアルなかカウンセリングを提供しています。
訪問心理療法、オンライン相談も承っております。

また、全国でも珍しい【臨床心理士でありプロ家庭教師でもある「家庭教師カウンセラー」】として、ご近所から遠方にお住いの方まで、幅広く学習支援と心理的な支援を同時にさせて頂いております。

得意な相談内容は以下のとおりです。

・不登校・ひきこもりの方と親御さんの支援
・発達の特性を持つ方と親御さんの支援
・夫婦関係の改善支援
・親子関係の改善支援
・精神分析的リワーク(復職支援)
・職場の人間関係の改善支援

日常生活ではなかなか得られない、心理的な洞察を深める和やかな相談時間をお約束します。

日本では「カウンセリング」というとまだまだ抵抗のある方も多いかと存じますが、より充実した日々を送るためのツールのひとつととらえて頂ければ光栄です。
どうぞお気軽にご相談ください。


【メンタルコーチとして】
スポーツ選手の方、
難関校合格を目指す大学受験生さん、
コミュニケーションに課題を感じる方を対象に、
メンタルコーチングをさせて頂いております。

勝利のために、夢を叶えるために、より良い対人関係のために。

精神分析を主軸とした自己洞察やイメージトレーニング、ロールプレイングなどを通じて一緒にがんばってまいります




コラムlatteでは心理学関連の記事を担当させていただきます。
ご覧くださった皆様にひとつでも参考にしていただける部分があるような、皆様の役に立つ記事を書き続けてまいります!


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