賢い冬物アウターの買い方を紹介。買っても、全然気なかったり、すぐに壊れたり、寒くて真冬は着れなかったりしては残念!長く愛用できる、本当に使えるコートやジャケットなどを選びましょう。

損するのはイヤ!冬物アウターを買うとき見るべきポイント

秋も深まり、少しずつ気温も下がってきていますよね。

厚手のアウターが恋しくなる時期ではないかと思います。

そろそろ新しいもの買おうかと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一口にアウターといっても色々あり、勢いで買ってしまうと、全然着なかったり、お金をムダにしたりする可能性が高まります。

せっかくアウターを買うのでしたら、暖かくて長く使えるアイテムを買いたいですよね。

長く使うために、そして損をしないためにも、次のような点をチェックしてみましょう。

 

 wear

 

Check1 まず、素材を確認

最初に見るべきは「素材」です。

冬物は、保温性の高い素材を使ったものが多くなります。

例えば、コートならウールやポリエステル、ブルゾンならポリエステル・ナイロンなどを使用しています。

 

これからの時期、化学繊維の場合は"バチバチ"と静電気が起きやすくなりますし、ウールは人によってチクチクとしたかゆみが出る場合があります。

素材を見ずに買うと、これらに悩まされることがありますので、必ず見ておきましょう。

  

Check2 裏地はある?無い?
真冬にも着るつもりなら、裏地は必須!

気温が急激に下がる1月~2月も同じアウターを着たい場合、裏地は必須と言えます。

裏地が無いアウターは保温性が低く、逆にあるものは保温性が高くなります。

デザインだけで決める方もいますが、長く着用するなら裏地の有無もチェックしてみましょう。

 

縫製不良がないかも確認

また、めったにありませんが、裏地の縫い目がずれていたり、縫製が甘い製品も存在します。

気を付けたいのは、縫い目のずれや縫製の甘さが裏地の破れに繋がる点です。

アウターは繰り返し着用するものですから、念のため縫製も確認しておきましょう。

Check3 ボタン・ファスナーの強度はOK?
  • 「ファスナーが噛み合わない」
  • 「ボタンがポロッと取れた」

 

これは、アパレルメーカーでよくあるクレーム。

販売員も時に見落としがちなポイントです。

 

後でわかったとして、お店に申し出るのも手間と時間が掛かりますよね。

「せっかく買ったのに…」とならないよう、購入前に確認しておきましょう。

 

ボタンがきちんとついているか、確認する方法

ボタンは、アウターを平面に起き、指で軽く触ってみましょう。

縫製がしっかりしていれば、ほとんど動きません。

逆に縫製が甘いものは、指で触っただけで大きく動きます。

他のボタンより動きが大きい場合、そのボタンはすぐ取れてしまう可能性があります。

 

 

ファスナーに問題がないか、確認する方法

ファスナーは、試着で確かめるのが良いでしょう。

動きはスムーズですか?

特に、噛み合わせが悪いものは、すぐ壊れる可能性が高いです。

 

また、ファスナーの縫製がずれているものは、途中で布を噛んで壊れる場合があります。

ファスナーの縫い目がずれたものや、裏側の布が飛び出ていたり、ずれたりしているものも、絶対に買わないようにしましょう。

Check4 似たようなアウターと価格を比較

もし似たようなアウターがあれば、値段をチェックしてみましょう。

デザインも素材も造りもほぼ一緒なのに、「値段だけ高い」アウターも時々あります。

特に価格重視の方は、他のアウターとの比較をおすすめします。

ただ、価格が安いものは、造りが雑だったり、素材が薄かったりと、それなりのデメリットもあります。

機能性を重視するなら、気にせずとも良いでしょう。

Check5 必要かどうかの判断も重要

アウターは、数万・数十万の買い物となる場合も珍しくありません。

購入前には、本当に必要か判断することも重要です。

アパレルメーカー各社も、11月~2月頃はアウターを全面に押し出しますが、単価が高いので客単アップ・売上げアップに繋がるという裏事情(?)もあります。

試着をすると、販売員が目の色変えて強引にプッシュしてくる場合も多いですが、思っていたのと違ったり、必要ないと思ったら丁重に断りましょう。

 

アウターは、質の良いものを買って、長く着るのが正解!

本当に質が良いアウターであれば、何年も着られます。

年1回のクリーニングは必須ですが、お金を払うなら長く着られるものを買いましょう。

この記事を書いたコラムニスト

関連コラム