海外での挨拶マナー。日本人がスルーしがちな、あいさつシチュエーションまとめ
海外では挨拶が大切です。
日本では挨拶を必要としない場面でも、海外では挨拶が必要なことが多いのです。
挨拶はされて嫌な思いをすることはありません。
海外では、ホテルのエレベーターでも何かしら挨拶をします。
「おはよう」、「さようなら」、「よい1日を」等、色々な言葉をかけられるので、それに対して何かしら返事をしましょう。
また自分からも積極的に周りの人に声をかけましょう。
現地の言葉が一番ですが、分からなければ英語でも構いません。
日本の接客業の基本精神は「お客様は神」であり、店員さんは客のために何でもしてくれます。
しかし海外でもそうかと思うと、海外では「お客様も人間」くらいの対応で、割と冷たいことが多いのです。
何かして貰ったら「ありがとう」と必ず言いましょう。
日本ではレジで「ありがとう」とは言いませんが、海外ではよく見かける光景です。
また、小さなお土産屋さんなどは入店の際に「こんにちは!」、出る時は「ありがとう!さようなら!」と声をかけましょう。
くしゃみをした人に対してかける言葉があります。
英語なら「Bless you!」、ドイツ語では「Gesundheit!(ゲズントハイト)」、スペイン語では「Jesus!(ヘスース)」もしくは「Salud!(サルー)」です。
日本語で「お大事に!」というニュアンスです。
知らない人にもこのように声をかけられる機会があるので、言われたら「ありがとう」と言いましょう。
因みに、スペイン語の「Jesus」は「ジーザス」という意味ですが、言われても驚かないで下さい。
ヨーロッパでは、駅・デパート・ホテル・レストランなどのドアを開けた際に、次の人がいたらドアを支えて待っているのがマナーです。
女性でも男性でも、皆そうしてくれます。
そうして貰ったら、必ず「ありがとう」と言いましょう。
日本では他人のためにドアを支えて待っていてくれる人はいませんが、ヨーロッパではドア一つで人の優しさに触れられるような気がします。
よく「海外旅行は簡単な英会話だけでいい」というようなことも聞きますが、「おはよう」と「ありがとう」だけでも、現地の言葉で言えるようにしましょう。
そうすることで、より気持ちの良い旅ができます。
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これまでヨーロッパ、中南米、カリブ海を中心に30か国以上を旅行。
留学、バックパッカー、鉄道旅、世界遺産めぐりなどを経験。
旅行の豆知識をお伝えします。
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