夏は、露出度も高い薄着の季節。
薄着の季節は、どうしてもボディラインも目立ってしまいがちなので、『夏までには痩せたい!』とダイエットの目標を設定して頑張っていた方も多いのではないでしょうか?
そして、あっという間に気温が高くなってきて『あ!間に合わなかった』という残念な気持ちで夏を迎える方も多いかと思います。
少しでも細く、痩せて見せたいというのが切実な女ゴコロではないでしょうか?
パーソナルカラー診断をさせて頂いていると『痩せて見せたいから毎日ほとんど黒ばかり着ています』というお客様が、かなりいらっしゃいます。
特に体形を気にされている方は、とりあえず「黒」という感じで、どうしても『黒』が多くなってしまうようです。
『黒は痩せて見える!』
よく聞くフレーズですが、『黒』は本当に痩せて見えるのでしょうか?
『黒』は確かに締まって見える引き締め色です。
ですが、「重量感」や「重さ」を感じさせる色でもあるのです。
そのため、黒は、それを見る人に「重さ」やボリューム感を感じさせてしまいます。
同じ重さの白い箱と黒い箱があった場合、人は、その見た目の「色」から黒い箱の方が重いと感じてしまいます。
ですから、大きな面積や全身で使用してしまうと、どっしりとした印象やイメージ的にもかなりの威圧感を与えますので、避けた方が良さそうです。
では、視覚的に痩せて見えるのは一体何色なのでしょうか。
それは…「寒色系(青などの冷たさを感じさせる色)」と言われています。
寒色系は引き締まって見え、遠近法でも視覚的に遠くに見える効果があります。
これからの季節、涼しげにも見えてよいですね。
そして、「軽さ」を感じさせる色は「白」です。
「白」は重さを感じさせず、軽いと感じさせてくれる色です。
「膨張色だから太って見える」と避ける方も多いようですが、上手に活用すれば軽量感を与えることが出来ます。
「黒」を着ていれば痩せて見えるという思い込みから一歩離れて、寒色系や白を上手に活かしながら、他のカラーとのコーディネートも楽しんでみませんか?
色の視覚的効果を味方につけてくださいね。
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Fashion Latte編集部
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