「赤色」の心理効果が凄い!体感温度を3℃上げる暖色系カラーの使い方
こんにちは、色のソムリエ・カラーセラピストの小関かおりです。
秋から冬への移り変わりは、本当に早いものです。
朝晩冷え込むようになると、暖房やニットのお洋服、HOTな飲み物など、暖かいものが恋しくなりますね。
こんな時にはエコとして「色」のチカラを活用してみませんか?
今回は、寒い季節にピッタリの「暖かさを感じさせてくれる色」のお話です。
暖かさを感じさせてくれる色は、何色だと思いますか?
答えは「赤」!
「赤」は生理的効果として、自律神経の交感神経に作用して、血圧を上げ、血流を高めて、身体を動きやすい状態へとサポートしてくれます。
体感温度も高く感じさせてくれる色。
なんと「真っ赤なお部屋」と「真っ青なお部屋」で過ごした場合では、体感温度が3℃も違うそうです。
「体感温度」とは、実際の気温ではなく、私達人間の身体が感じる温度感覚のことです。
色の心理的・生理的効果を活かす事により、色によっては体感温度が、プラスマイナス2~3℃の範囲で変わってくるといわれています。
この効果を使うことによって、冬に暖かさを、夏には涼しさを感じやすくすることが出来ます。
これからの寒い季節、この効果を是非活用したいものです。
色は、目からだけでなく、皮膚からも感じて、その効果を得ることが出来ます。
足元が冷えるときは、青いルームソックスより赤いルームソックスを選びましょう。
寒い日は、寒色系のお洋服よりも、暖色系のお洋服を着てみましょう。
肌寒い時に掛けるひざ掛けやブランケットも、「赤」にした方がより効果的。
お部屋のインテリアのアクセントカラーも、気温が低くなる寒い時期は、「赤」などの暖色を上手に使うと、部屋全体の暖かみが増したように感じることが出来ます。
末端冷え性の人は、冬場のペディキュアやルームソックスは「赤」を定番にすることをお勧めします。
ここ数年、冬の寒さも厳しくなっていて、早い時期から春先まで、エアコンなどの暖房器具を使う期間も長くなっています。
それに伴い、電気代や灯油代も意外にかさんで、気になってしまうもの。
「色」のチカラを上手に生活に取り入れることで、楽しく気軽に節約やエコにも繋がるなんて、嬉しいですよね。
是非、身近なところから活用してみてくださいね。
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東北では、まだ珍しいキュービックカラーセラピー・イリスカラーセラピー・パステルアートの個人セッションをはじめとして、パソナルカラー診断、メモリーオイル、カラーセラピスト養成講座、企業様イベント、学校関係での出張講座、カルチャー講座、色育講座、コラボ企画、原稿執筆等の活動中。
色との出会いをつなぐ色のソムリエです。
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