快適!おしゃれ!ワンちゃんとハッピーに暮らすためのインテリアポイント4つ
家族も犬もストレスなしで快適に暮らしたい!大がかりなリフォーム不要で愛犬と心地よく暮らせるようになるインテリアのポイントを4つ紹介。
こんにちは、インテリアコーディネーターの林通子です。
穏やかに年が明け、はや1ヵ月。
今年は、12年に一度の戌年です。
このところ、猫ブームと言われているようですが、ペットとして犬の人気は変わらず高く、さまざまな犬種が家族として迎えられています。
最近では、犬と暮らす住宅・リフォームというような言葉もよく耳にしますが、新築やリフォームとなると、大掛かりな工事になりかねません。
そこで今回は、簡単に、ちょっとした工夫で、犬も家族も快適に!そしておしゃれに暮らすインテリアのポイントをいくつかご紹介しましょう。
まず、室内で大部分の時間を過ごす"床"についてです。
犬種によっては、かなり毛の抜けることもあり、一見、サッと掃除ができるフローリングなどの木質系床が便利で魅力的に思えるかもしれません。
ですが、このような床は、犬にとって滑りやすく、時には脱臼や骨折といったケガの原因になることもあります。
また、歩くだけでカシャカシャと爪の音がしてしまいます。
これらを避けるには、毛足の短いファブリックで作られたカーペットタイルがおすすめです。
カーペットタイルには、次のようなメリットがあります。
【カーペットタイルを選ぶメリット】
- ある程度の大きさにカットされているので、組み合わせ次第で広さもテイストも自由自在。
- さまざまなメーカーから販売されていて、サイズや質感・カラー・パターンなども豊富に揃っている。
- 水拭きはもちろん水洗いも可能で、もし犬が粗相をしても、その部分だけ取り換えることができる。
- 横ずれしないように裏が加工されているので、床材などの平坦な場所に置くだけでOK。
次のポイントは“壁”です。
腰から下あたりの壁紙は、ついつい犬が引っ掻いたり、体をこすりつけたりして、傷をつけてしまうことも多々あるものです。
こんなときは、簡単に貼って剥がせるタイプの壁紙を貼るとよいでしょう。
補修修理するだけでなく、あえてアクセントになるようなものを選ぶと、印象的なインテリアになります。
腰壁風にしたり、ブリック調の少し厚みのあるものを使ってみたりするのもおもしろいですね。
犬を飼っていると慣れてしまい、気にならないようになっているのが“臭い”です。
たまにお客さまをお迎えしたときに、不快な思いをさせてしまっては、おもてなしが台無しです。
床のカーペットタイルや壁紙にも、そしてカーテンなどにも消臭機能付きのものが多く販売されています。
積極的に取り入れるようにしましょう。
窓やドアに開口部、換気扇で効率よく通風・換気しましょう。
これも、消臭には、大切なポイントとなります。
最後に、インテリアとして気になる点は“見た目”です。
次のことにも気をつけてみましょう。
ナチュラルテイストの部屋なら木製のもの、モダンテイストのインテリアなら白系のものなど、ケージのテイストも揃えてみましょう。
フードやおやつ・ベッド・おもちゃなど、犬用のグッズは、一ヵ所にまとめて置くようにしましょう。
かごに入れたり、お部屋のインテリアに合う収納ケースに入れたりすると、スッキリし、雑多な感じにはなりません。
飼っているご家族にとっては、犬は大切な家族の一員です。
犬がストレスを感じないで安全に暮らすことができるようなちょっとした心配りで、人も心地よく過ごし、インテリアを楽しめるような部屋になります。
ファミリーの方も一人暮らしの方も、戸建てでも、ワンルームでも、おしゃれなスペースでのペットと暮らすハッピーライフを楽しんでください。
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京都・滋賀を中心に稼働中のインテリアコーディネーターです。日々の暮らしを愉しみ、心地よく過ごす・・・そんな空間創りをお手伝いさせていただきます。
ホームページ:interior design LaBlanche (https://www.lablanche0721.com/)
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